手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25~8:30)。今回の放送では「災害時のための下着の備え」について、女性下着ブランド・HEAVEN Japan(ヘブンジャパン)広報担当の梅井佑希子(うめい・ゆきこ)さんに伺いました。
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女性用下着の開発・販売を手掛けるHEAVEN Japanのアンケートによると、「被災したときに備えて、下着を防災バックのなかに入れている」と答えた家庭は約16%でした。日常生活において下着を替えることは当たり前ですが、被災すると、その当たり前はなくなってしまいます。
下着を替えられない状況が3~4日も続くと、感染症のリスクに加えて心理的な負担も大きくなります。能登半島地震で被災した方のなかには、「断水で洗濯できない状況なので、同じ下着を着用している」「支援物資で届く物が自分の体に合わず、身に着けることができない」などの声があったといいます。では、災害時のために備えておく下着は、どのような物が良いでしょうか?
梅井さんは「上下2~3セットあると安心です。備える下着には“かさばらない下着”をおすすめしています。非常用持ち出し袋に入れていただく際にコンパクトに収納できますし、昼用と夜用で着替えるのも難しいと思うので、昼夜、そして、寝ているあいだもリラックスして過ごせる物という点から、備える下着にはワイヤーが入っていない物だったり、カップ付きキャミソール、ナイトブラもおすすめしています」と話します。
なお、防災バックに入れる下着は、日常的に使っているなかからピックアップする。または、捨てようと思っていた下着で良いとのことです。
続いて、地震や水害で避難所生活を余儀なくされた際は、「やはり集団生活になりますので“プライバシーを守っていく”というところが大事になってくるのかなと思います。ですから、レースのついていない物、女性らしすぎない物が良いと思います」と梅井さん。
続けて「例えば、ショーツはボクサータイプで、カラーはブラックなど目立ちにくい色にすることで、干すときも(周りの目を)気にせず干せるかなと思います。また、干す際も人目につくような干し方だと気になってしまうと思うので、洗濯用のバケツのなかなど、目隠しになるような物のなかで干す準備をするなど“プライバシーを守る”という観点を想定しながら準備しましょう」と補足していました。ちなみに、断水で洗濯ができなかったら“干して乾燥させるだけ”でもにおいは軽減されます。
今回は女性の下着について取り上げましたが、いざというときに備えて男女関係なく下着を備えておくことは大切です。見落とされがちではありますが、準備していない家庭は、今から準備をしておきましょう。
<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋