スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。9月24日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は、1歳と3歳の女の子の母親です。主人は仕事が忙しく、家事と育児は、ほぼ全て私が担当しています。毎日クタクタなのですが、この度、公務員試験に挑戦しました。そして先日、筆記の一次試験に合格しました。子どもが寝た後に勉強して良かったです。
主人には公務員試験を受けることは話していたのですが、一次試験が終わると、今の家事育児が大変な状況では公務員として働くのは無理だと言われてしまいました。本当は快く面接に行かせてほしかったのですが、子どものことを考えると、主人の言っていることも分かるような気がします。進むべきか、止まるべきか、江原さんはどう思われますか?
<江原からのアドバイス>
江原:ご主人に「やらせてください」と頼んだほうが良いと思います。ここで「私は努力しているんだから、私のこともわかってよ!」と言ってしまうと、お互い譲り合いができなくなる。だから、わざとご主人に「私のわがままかもしれないけど、せっかく公務員試験を受けて頑張ろうと思っているので、どうか行かせてくれませんか?」と頼むのはどうでしょうか。
多分、ご主人もいっぱいいっぱいなのでしょう。それで「俺は働いて家族を養っているんだから、子どものために(家のことは)やってくれよ」という気持ちもあるのかもしれません。ご主人の気持ちを削いでしまうのは良くないと思います。
「損して得取れ」、利口とはそういうことです。あえて「お願い、行かせて! 育児も頑張るから」というスタンスでお願いすれば、ご主人も「わかった、じゃあ行かせてやるよ」となる。そうすれば男の人も「俺も子育てで手伝えるところは手伝うから」となるので、そこで「ありがとう」を使っていくんです。
奥迫:まず自分が利口になるということですね。
江原:そういうことです。相談者さんも、家庭も大事にしながら両方ほしかったら、その分の苦労をしないといけません。正負の法則です。(公務員になることは)ひいては「みんなのためなのに」と思うだろうけれど、ここはぐっと堪えて大人になってください。
そして忘れてはいけないのは、子育ての期間はあっという間だということ。そう思って、苦しいときも「あとちょっとで終わっちゃうんだよ」と思いながら、そのなかで「これからどうする?」「子どもたちと向き合って生きる?」「それともその後のことも考えて働く?」と、よく考えて自分の充実した人生を選んでください。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「闇があるから光がわかるのです」
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9月24日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月2日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/