きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。
今回の放送では、7人組ガールズグループ・HANAのNAOKOさん、MAHINAさん、MOMOKAさんをゲストに迎えて、お届けしました。
(左から)MAHINAさん、NAOKOさん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ、MOMOKAさん
★“4月2日の夜”がめちゃくちゃ幸せな時間でした
今回のゲスト、NAOKOさん、MAHINAさん、MOMOKAさんをはじめ、CHIKAさん、JISOOさん、YURIさん、KOHARUさんの7人からなるガールズグループ・HANA。
SKY-HIさん擁するBMSGとちゃんみな(CHANMINA)さんによるタッグでおこなわれたガールズグループオーディション番組「No No Girls」から誕生し、デビュー曲「ROSE」は4月2日(水)のデジタルリリース(※CDは4月23日(水)リリース)ながらすでに累計再生回数が1億回を突破。各種サブスクでも軒並み1位を獲得するなど、破竹の勢いを見せています。
そんなHANAの3人とのトークは、まずアーティストを志したきっかけについて。
MOMOKAさんは「周りの子に比べたら遅めだったんですけど、高校1年生ぐらいのときに(歌って踊るアーティストが)すごく輝いて見えて。“私も輝きたいな”と思って目指し始めました」と話します。
一方、小学2年生のときにダンスを始めたNAOKOさんに変化が生じたのは、通うスタジオを変えた小学5年生のときのこと。「周りの子が当たり前のように歌を習っていたので、自然と歌って踊るアーティストを目指すようになった」と言います。
MAHINAさんが初めて“アーティストになりたい!”と思ったのは、中学2年生ぐらいのとき。当時、いろいろなアーティストのライブを観に行っていたのがきっかけで「すごくキラキラ輝いていて“あのステージから見える景色って、どんなだろう?”って考えていました」と振り返ります。
それぞれきっかけは違えど、同じガールズグループの一員として記念すべきデビュー日となった“4月2日”はとても印象に残っているようで、NAOKOさんは「(HANAとしての活動が)1月から始まって一番くらったというか、“頑張ってよかったな”と思えた瞬間は、デビューした4月2日でした。そのときに生配信をしていて、そこで見たコメントがすごく温かくて、『No No Girls』のときからずっと応援してくださっている皆さんが集まった“4月2日の夜”がめちゃくちゃ幸せな時間でした」と感慨深げでした。
NAOKOさん
★Chapter#0 Library★
ゲストが背中を押された作品を紹介するコーナーで、NAOKOさんがセレクトしたのは、映画「バーレスク」です。
NAOKOさんは、「女性の強さを感じられる映画」と紹介したうえで、自身がこの作品に惹かれたポイントとして「ヒールダンス」を挙げます。
というのも、「ずっとヒップホップやジャズだったり、(ダンスのジャンルでは)王道のものを習っているときにヒールダンスをたまたま観て“カッコいいな!”と思って。そんなときにこの映画をダンスの先生がおすすめしてくださって、そこから花が咲いたというか(笑)、自分の殻をまたひとつ破ることができたなって。新しいことに挑戦するという意味でも、勇気をもらった作品です」とセレクト理由を語ります。
続いて、MAHINAさんが挙げたのは、映画「ズートピア」。その理由について、「動物の世界っていうのがすごく新鮮で大好きなんです。諦めないことの大切さというか、主人公・ジュディが一生懸命諦めずに世界に溶け込んで頑張っていく姿が本当に可愛くて」と力説し、「最高の作品なので、ぜひ観てほしい!」とおすすめします。
そして、MOMOKAさんは「作品ではないのですが……」と前置きしたうえで、“弟の野球の引退試合”を挙げます。強豪校の野球部に所属していた弟さんの夢は“甲子園出場”で、その最後のチャンスである夏の地方予選大会の準決勝の試合を観に行ったというMOMOKAさん。
当時、「No No Girls」4次審査の合宿に入る前で、「頑張らなきゃと思いながらも、どう頑張ったらいいのか分からなくなっていた時期だった」と振り返ります。
そんなときに、大事な試合で先発のマウンドを任された弟さんが、グラウンドで奮闘する姿を目の当たりにし、刺激を受けたというMOMOKAさん。「試合は負けちゃって、最後に弟が泣いているのを見て私も泣けてきちゃって……試合での弟の姿を見て“(私も)頑張ろう!”って思いました」と背中を押された瞬間について語りました。
MOMOKAさん
アーティストとしての第一歩を踏み出した3人に向けて、きゃりーから「いままさに、アーティスト、スターになられて、思い描いていたアーティストの感じといまの自分自身って、(比較してみて)いかがですか?」と質問する場面も。
これに、MAHINAさんは「私が見てきた景色とか映像って、アーティストさんからしたら“ごく一部なんだな”とすごい思って。1つの動画があったとして、その裏側ではいろいろと動いてくださっている方々がたくさんいらっしゃって、何時間もかけて一緒に作ってくださっているんだなって」と話し、活動を支えてくれている人たちへの感謝の思いが芽生えた様子。
続いて、NAOKOさんは「それでいうと、カメラの大きさだったり、撮り方とかテレビや動画で映る画面の向こう側を想像するようになりました。そういうのを想像したり、知れているというのは、“(自分も)アーティストなんだな”って」と答えます。
MOMOKAさんは、「最近、楽曲の制作とかをしていて“考えている時間”っていうのが結構多いんだなって思いました。仕事をしていたとしても頭の片隅で何かを考えている自分がいて、こういうふうに“一緒に生きていくものなんだな”って感じました」と実感を語っていました。
2週に渡るHANAの3人とのトークを振り返り、きゃりーは「最初はみんな緊張していたと思うんですけど、(トークを展開するにつれて)リラックスして“キャッキャ”とはしゃぎながら、いろんな話ができたのがすごくうれしかったです」と感想を口にしつつ、「フェスでご一緒する機会もあるので、私もぜひ(HANAの)ステージを拝見させていただきたいなと思います」とフェスでの再会を心待ちにしていました。
MAHINAさん
<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ