TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、オリエンタルラジオ・藤森慎吾さんとヒコロヒーさん。ここでは、分析能力に長けているヒコロヒーさんに、藤森さんがあるお願いをすることに。
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(左から)藤森慎吾さん、ヒコロヒーさん
◆俺って、どんなふうに見られている?(藤森)
藤森:ヒコロヒーさんのね、一番面白いなと思ったのが芸人分析なんですよ。あれは趣味なんですか?
ヒコロヒー:趣味というか、小さいときから癖ですね。気が済むまで考えちゃうというか。例えば、テレビを見ていて“この女性タレント、なんでこんなに出てるん?”みたいなことをずっと考えて、“こういうことか”って言語化できたときにスッキリする、みたいな。
藤森:ハハハハ、すごいね(笑)。そんなことを考えながらテレビを見てるの?
ヒコロヒー:ほとんどそうですね。本当に寂しい女ですよね。
藤森:いやいや、きっとそういうところから笑いの切り口も生まれているんだろうし、ネタとかもできているのかなって思うから、感心しますよ。
ヒコロヒー:5年くらい前が1番酷い時期で、お笑い番組とかも自分が出たいのに出れなくて、オーディションに落ちた番組とかを見て、ずっと悪口を言うとか。
藤森:(笑)。だから、ぶっちゃけ気になるんですよ。“俺って、どんなふうに見られているのかな?”って。
ヒコロヒー:私にですか?
藤森:今いきなりここで聞かれて、考える時間がいると思うんだけど。イメージを聞いてもいいですか?
ヒコロヒー:でも、本当にエリートでお人柄が良くて……多分、いろんなことに騙されていますよね?
藤森:え、どういうこと(笑)?
ヒコロヒー:多分、騙されています。これ以上は私の身に危険が及ぶので言えないんですけど。
藤森:俺、騙されているの(笑)?
ヒコロヒー:騙されているというか、本当にお人柄が良いなというところですね。藤森さんって、人を嫌いになったりします? “こいつムカつくな”“嫌いやわ”って。
藤森:それは……あまり思い当たらないです。
ヒコロヒー:ですよね。それがテレビからでも、めっちゃ滲んでいます。
藤森:でも俺、そういうのにも憧れるよ。“あいつのあそこ腹立つわ”とか。飲み会で盛り上がっているときの話題って、大概そういうのじゃない? でもそういうときに俺は会話に全然入れないのよ。
ヒコロヒー:それが本当に素晴らしい人間のあり方ですからね。
藤森:でも芸人って、そういうところがネタになったりすることもあるじゃない?
ヒコロヒー:芸風によっては確かにそうかもしれないですね。でも私は、できるなら藤森さんみたいな人間に生まれたかったんですよ。
藤森:そうなの(笑)?
ヒコロヒー:はい。何を見ても人を嫌いにならないような。
藤森:そういうことはないかもしれないけど、あまり芸人にとってプラスなのかどうかは分からないよ(笑)。
ヒコロヒー:だって藤森さんって人をディスるとか、腐るとか、そういう芸人ではないじゃないですか。さっき、(番組中に)「このブサイクが!」って言ってましたけど、めちゃくちゃ似合わなかったですね。
藤森:ハハハ(笑)。どっちかというと、ずっと「かわうぃ~ね!」って言ってたほうだからね。
ヒコロヒー:確かにホンマや(笑)。
藤森:真逆のことを言っていたから。
ヒコロヒー:「このブサイクが!」では、お金は稼げなさそうでした(笑)。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/