スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、高齢の母親が過剰な寄付や金銭援助をおこなうことに悩むリスナーからの相談に、江原が解決のヒントを提示しました。
パーソナリティの江原啓之
<リスナーからの質問>
もうすぐ90歳になる母のことでご相談です。母は、お寺に過剰な寄付をしたり、知人にお金を貸したりしています。我々が援助しているお金を「布施行(ふせぎょう)」(※仏教における修行の1つで、見返りを求めず、無心で他者に何かを無償で与えること)という名目で使われるのは、とても納得がいきません。やんわり伝えても聞く耳を持たず、どうしたら良いものかと思っています。このままでは経済が行き詰まります。母の気持ちを尊重しつつ、やり過ごしていくのが良いのでしょうか。
<江原からの回答>
――番組パートナーの奥迫が「例えば、相談者さんが『私たちが代わりに支払いますよ』と提案して、お財布を預かってはどうでしょうか?」とアイデアを出すと、江原は「全くその通り」と同意しつつ、さらに、“過剰”という言葉の意味を深く掘り下げました。
江原:ただ、ここで「お寺に過剰な寄付をしたり」という、この“過剰”か否かを決めるのって難しいと思いますね。何をもって過剰なのか。だってお母さんは「これからの子どもたちが幸せになれますように」と思って、寄付をしているのかもしれないでしょう? そう考えると、難しいんですよね。
ここで何が欠けているかというと、要は、コミュニケーションなんですよ。だから、「お母さん、私たちはとっても幸せだから」と言ってあげたり、「一緒にお参りしましょう」と誘ってみたり。
――さらに江原は、無理にやめさせるのではなく「北風と太陽」の寓話に例えて、母親の立場に立つ重要性を説きます。
江原:「布施行という名目で使われるのは納得がいかない」という気持ちは分かるけれど、お母さん側の立場にもなってあげる。お母さんはそれを良しとして、「みんなのために」と思ってやっていることでしょう? 90歳になって、理解度が若い人とは違うかもしれないけれど、そこは「経済が行き詰まる」と考えるよりも、やっぱり“北風と太陽”の話と同じですよ。
強風を吹いてコートを無理やり脱がすんじゃなくて、太陽の光で暖かくすれば自然と脱ぐ。それと同じで、「一緒にお寺に行こうかな」と言ってみる。そこでお母さんに寄り添いながら、「お母さん、このぐらいで良くない?」「感謝の気持ちは伝わっていると思うよ」と言えば良いんじゃないかな。
――さらにお金という“手法”ではなく、お母さんの“心”を満たす具体的な代替案も示しました。
江原:お金をどう使わせるかよりも、「心で感謝の気持ちを表しましょうよ」と。例えば、「この間はこれだけしたから、今度はお花を添えに行きましょう」とかね。お金ばかりではなく、仏様にお花を添えに行く。そういう行動でお母さんの気持ちが納得したら良いんじゃないかなと思います。
それと、お母さんを不安にさせるような姿を自分たちが見せないこと。もしかしたら、相談者さんが気付かない間に、お母さんを心配させるような言動をしているかもしれない。それでお母さんが「娘たちの家族が大変かも……」と感じて、仏様にすがるしかないと思っている可能性もあります。歳を取ると、できるのが、“祈ること”ばかりになるんです。そこを理解して寄り添ってあげたら良いんじゃないかなと思います。
パートナーの奥迫協子、パーソナリティの江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「人は“愛の電池”で生きていけるのです」
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子