スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月9日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は、「人が気絶して倒れる」瞬間を目撃することが多いように思います。以前、人が亡くなる場面を目撃する人は「看取りの役割」を担っていると聞いたことがあるのですが、倒れる瞬間を見るということは、何かお役目があるのでしょうか。
私が今まで遭遇した“突然倒れてしまった方々”は、10人ほどいらっしゃり、家族や友人に聞いても「倒れる場面に遭遇しすぎでは?」と言われました。しかも、よりによって、私のすぐ真横や真後ろで倒れる方が大半なので、いつもびっくりしてしまいます。
例えば、野球観戦をしていたら球がおでこにヒットして流血して倒れた若い男性、運転免許更新の列で並んでいたら泡を吹いて倒れた女性、自転車をこぎながら壁に突っ込んで倒れた若い男性、空港で倒れて流血した年配女性、バスの到着待ちの列で道路に倒れた年配男性……などです。
遭遇したとき、私はオロオロしてハンカチを出すぐらいしかできず、「他にも何かできたのでは……」と後悔しています。AED(自動体外式除細動器)やハイムリック法(異物が喉に詰まって窒息しそうな人を救う応急処置方法)など、救命につながりそうな知識を増やそうと思うのですが、その方向性でいいのでしょうか。もしくは私の間近で気絶する人が多いということは、私自身の波動が問題であり、ヨガや呼吸法など精神の鍛錬に努力を向けたほうが良いでしょうか。
<江原からの回答>
確かにあなたはそういった方を見かける機会がすごく多いのかもしれませんが、いずれにしても、どの方も応急手当の知識や方法などは学んで身につけられておいたほうが良いと思います。いろいろと講習などもありますので、参加されてみるのも良いでしょう。
個人的な話ですが、私も今年、九州医療科学大学で有事のためのケアの講義をおこなうんですよ。社会人向けのコースがあり、さまざまな講師の方をお呼びして講義をしてもらいます。もちろん救命の先生もいらっしゃいますし、有事の際には作物も作れるようになっておかなければいけないので、農業をやられている方にも来ていただきます。やはり誰もがそうしたことを知っておいたほうが良いと思います。
外で倒れてしまう方も、全員が貧血で倒れてしまっている方だとは限りません。例えば「てんかん」を持っている方。誰かが外でてんかんの発作を起こしたとき、何も知らなければ周りの人はびっくりしてしまいますよね。しかし、そうしたことに対して周りが心得を持っていれば、本人も周りも、お互いに心が楽になります。
自分のほうから歩み寄って「外で倒れてしまう人もいるんだ」「こうすればケアしてあげることができるんだ」と知る。誰もがちょっとしたケアの方法を知るのは大事です。私たちは個で生きているから、どうしても自分自身の知識以外のことを知らないこともあります。今こそやはり、助け合うということが必要なのではないかと、私は思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人は死して死にません。魂は永遠です」
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3月9日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 3月17日(月)AM 4:59まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子