スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。人生に前向きになる力を与えてくれる“ことば”を大切にしている江原が、現代社会でさまざまな物事に直面している人たちに温かいメッセージを届けます。
今回の放送は、リスナーから届いた「ちょっとスピリチュアルなメール」「不思議な夢のメール」を紹介しました。
◆「自分が死んだ直後」の夢を見ました
私は夢日記をつけるのが好きで、朝起きて覚えている夢があると書き留めています。たまに予知夢を見たりするのですが、そのなかで個人的に印象に残った夢があります。
2年ほど前に見た夢で、今でもはっきりと覚えています。その日見たのは「自分が死んだ直後の場面」に居合わせているような夢でした。私は何らかの理由で死んだようで、自分の肉体が実家の布団に横たわっていました。その隣に母が座って泣いています。当の私は、霊のような存在になっていました。ぼんやりとした透明人間のようになっていたのだと思います。
「あれ!? 私、死んでるじゃん!」と思った瞬間、「自分はここにいるよ」と母に懸命にアピールするのですが、気付いてもらえませんでした。とても悲しくなって、「これからどうすればいいんだ……」と夢のなかで大泣きしてしまいました。
そうこうしているうちに目が覚めたのですが、現実世界でも涙を流していて、泣きながら起床したのです。自分でもびっくりしました。なんだか死後の先行体験をしているようで、とても不思議な夢でした。「死んだ後はこんな感じなのかな?」と勝手に解釈していますが、このような夢が暗示するものとして何かあるなら、ご教示いただきたく思います。
◆江原からの“ことば”
こういうことがあるとしたら「予知夢的」なことです。でも、この夢はあなたが2年ほど前に見た夢ですので、これから起こることではないと思います。もし、あなたが死ぬ予知夢であれば、その夢を見てから近いうちに亡くなっているはずですので。
でも、この夢はどちらかというと、「あなたは今、お母さんとのコミュニケーションをうまく取れていますか?」「自分自身が今、死んでも悔いのないような生き方をしていますか?」という現実を見せつけられていることのほうが濃厚です。ただ見た夢を分析しているだけではダメ。その夢を現実に生かさないとね。あなたの横で泣いているお母さんを見て、自分も泣きじゃくって目が覚めるくらいなのだから、あなたは悔いがないようにお母さんと接していますか? そういうことです。
だから、どちらかというと(そのような夢をみることで)「教育的指導が入りました」って感じだと思うんです。みなさんも人生を振り返ったときに、悔いのない人生を送ってください。最期には「心から満足して逝ける!」というふうになってくださいね。
◆江原啓之 今宵の格言
「信頼できる絆があると安心につながります」
「どんな素晴らしいメッセージも、それを実践することで感謝につながります
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/