ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。1月25日(木)は、「遠い」をテーマに放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、今回の企画を説明する際に話していたそれぞれの感じる「遠さ」についてのトークを紹介します。
――物理的な距離の遠さが心の距離にも……
こもり校長:教頭は「遠い」と聞いて何を思い浮かべる?
COCO教頭:距離じゃない? (元CAで)ドバイに住んでいたことがあるけど、「ドバイと日本の距離は遠かったな」みたいなのもあるし。
こもり校長:けっこうな遠さだよね。
COCO教頭:飛行機で12時間とかかかっちゃうからさ。国をまたぐってなると「遠い」よね。
こもり校長:たしかにね。距離の遠さが心の遠さになることもあった?
COCO教頭:ありましたね……! 私がドバイにいた当時、付き合っていた彼は日本にいたので、半年間くらい遠距離恋愛してたの。
こもり校長:聞いただけで遠いね!
COCO教頭:飛行機で12時間ってことは、ドア・ツー・ドアだともっとかかるの。15時間ぐらいかかるのよ! これは……必然的に心の距離も離れていったね。
こもり校長:でも、「距離なんて関係ない!」という人もいるじゃない?
COCO教頭:いるけど、遠距離をする前は毎日会ってたの。毎日会っていた人と半年間会えなくて「なんだこれ」ってなって。時差もあるし連絡も取り合えなくて……自然と消滅していった、という悲しい感じではあったね。
こもり校長:2人の距離の遠さが、心の遠さにつながったんだね。
COCO教頭:そうなの。
――近くにいても遠くに感じること
こもり校長:それとは真逆のパターンで、距離は近いけど心が遠いっていう場合もあるよね。
COCO教頭:そうね。こもり校長は、「遠いな」と思っているものってあります?
こもり校長:いままでは、打ち合わせっていったら……例えば名古屋の人となら、向こうが東京に来てくれるとか、こっちが名古屋に行くとかしていたんだけど。コロナ禍になって、リモートワークでいつでも誰とでも(オンラインで)話せるようになったんだよね。
COCO教頭:うんうん。
こもり校長:そういうなかで、遠くにいる人のほうがある種緊張せずにフランクに話してくれるようになったんだよね。でも、例えばマネジャーさんみたいな人はすごく近くにいるわけじゃない。でも、近くにいて直接話すほうが緊張する、みたいな。
COCO教頭:あ~……。
こもり校長:一番近いはずなのに、何か勇気を振り絞って発言してくれているような感じがして。
COCO教頭:気を使ってくれているのかな、みたいな。
こもり校長:緊張とかって意外と遠さがあるな、みたいなことは感じるよね。
COCO教頭:なるほどね。
こもり校長:今夜は、そんな「遠い」という言葉を聞いて何を思い浮かべるか、それを教えてほしい!
◇
この日の放送では……
・「家から学校までの距離が遠いです。毎朝4時半ごろに起きて、片道2時間かけて登校しています。北海道なので雪はすごいし、学校の勧めもあって、席は空いているのに立ったままで単語を覚えています」という17歳
・「ケガからの復活が遠いです。来月ピアノ発表会があるのに、左手の中指を骨折してしまいました」という12歳
・「受験したい志望校と、親友との距離が遠いです。僕は志望校が安全圏ではないのに、親友は最難関校にも入れそうで、自分を卑下してしまいつらいです」という15歳
・「好きな先輩との距離が遠いです。小学校からの知り合いだけど、中学ではそんなに話せなくなりました。先輩はもうすぐ卒業だし会えなくなるので、付き合いたいです」という14歳
と電話をつなぎました。
★1/29mon-2/2fri SCHOOL OF LOCK! SPECIAL WEEK★
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1月25日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年2月2日(金)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/