スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
5月26日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
先日、1歳4ヵ月の息子を亡くしました。原因不明の突然死で、何が起きてしまったのかいまだにわかりません。息子が息を引き取ったと思われる時間に、私は別室で仕事をしており、看取ることすらできず、大きな悔いが残っています。
長男は、弟を亡くしたあとも不思議なくらいに今までと同じように、(そこにはいないのに)弟に話しかけるような仕草を見せており、一緒に過ごしているように見えます。毎日つらくてつらくて仕方がないのですが、長男の姿を見ていると魂の存在を感じます。
亡くなった息子の肉体に会うことは二度と叶いませんが、魂がまた新しい命として戻ってきてくれることはありますでしょうか? どのような形でも、また息子に会いたいです。
<江原からの回答>
江原:確かに、亡くなったお子さんが新しい命として生まれてこられるというのはあると思います。だから希望を持ってください。
ただし、ご長男が今までと同じように弟に話しかけているのは、(弟の魂が)見えているからではなく、お母さんのためなのです。お母さんを想って、「弟はいなくなったわけじゃないよ、魂になって生きているんだよ」と伝えようとしている。言葉は適切ではないですが、そう演じているのです。お母さんと共に、お兄ちゃんも寂しいんです。
弟さんの魂が新しい命として宿ると、私には視えました。だから、その希望を持つことは良いのですが、お兄ちゃんへの心の負担にはさせないようにしてください。今回のことで「魂の存在を感じる」と思うのではなく、これはお兄ちゃんがものすごく熱い愛をもってお母さんを養ってくれているのですよ。子どもだからといって馬鹿にしてはいけません。子どもというのは、限りなく大人なこともありますよ。お兄ちゃんはお母さんへの愛、そして弟に対する愛が深いのです。
だからそのことを理解したうえで、お兄ちゃんにも優しく接してあげてください。お兄ちゃんは今、現世にいるのですから。お兄ちゃんへの愛を絶対に忘れないでくださいね。弟さんが亡くなったのも寿命です。そして弟さんの魂は戻ってくるのですから希望を失わず、かといってお兄ちゃんに対する愛を失わずに過ごしてください。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人生に大切なことは、実は目に見えないことなのです」
----------------------------------------------------
5月26日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 6月3日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子