スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
8月11日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は女性ですが、昔から出世欲があり、仕事での活躍は私のなかで大きな意味を持っています。しかし、今の会社に転職してから、思うように自分の能力を活かせず悩んでいます。
私の直属の女性の上司は、『女性は男性社員のアシスタント』という考えが強く、そのため私もサポート役として事務をすることが多くなりました。年齢的なこともあるのでしょうか。男性ならこの歳でもキャリアを積めるのに、女性は難しい世の中に嫌気が差しています。
友人に相談しても、「男性並みのキャリア志向」はあまり理解してもらえません。女性は愛嬌が大事ということは身にしみて分かっているので、今は演じることに徹して、ニコニコしながら男性社員のアシスタントをしていますが、心のなかで「クソー!」と思っています。
女性に生まれた宿命と思って出世は諦めたほうがいいのか、それともここで踏ん張って上を目指したほうが後悔しないのか、自問自答しています。アドバイスいただけますと幸いです。
<江原からの回答>
江原:ということですが協子さん、実業家としていかがでしょう?
奥迫:私は出世欲というものが全くなかったんです。でも、相談者さんには上昇意欲がおありで、素晴らしいなと思います。ただ、「何のために出世したいのかな?」と。「自分の能力って何なのか?」とか「何がしたいのか?」というのを自問自答したほうが良いのかなと思うんです。迷っている時間がもったいないじゃないですか。江原さんはいかがでしょうか?
江原:私もおっしゃる通りだと思いますよ。「お金は後からついてくる」という言葉をよく聞くじゃないですか。そういうのと同じで、出世を目指して働くのと、仕事を極めていったら出世したというのは、「鶏が先か? 卵が先か?」みたいなものだと思うんです。私が言うのも大変失礼かもしれませんが、仕事ができたらこんなふうには思わないです。
相談者さんのほうが、逆に男尊女卑的なレッテルを貼ってしまっているのかもしれませんよ。私の周りを見ていると、やっぱりできる人は、男女関係なくメキメキ伸びていく。それと、仕事ができるというのは、実務ができることプラス“人間力”がなきゃダメです。人を慮ったり、思いやったり、みんなを引っ張っていったり……。そういったことも大事だと思います。相談者さん自身の哲学というのでしょうか。それ自体を、もう一度見つめ直したほうが良いのではないかな? と思います。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「俯瞰して自己分析が大切です」
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8月11日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 8月19日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子