TOKYO FMグループの「ミュージックバード」で放送のラジオ番組「目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ」。ヨガ・瞑想の世界的第一人者で、数々の本を執筆し、国連でも世界平和のスピーチを届け、ニューヨークはじめグローバルに活躍しているヨグマタ相川圭子が、アシスタントの林勇太とともに、より豊かに生きるための知恵や考え方を伝える番組です。
6月15日(日)は、太陽の光とヨガの関係性や国際ヨガデーについて語りました。
(左から)パーソナリティのヨグマタ相川圭子、林勇太
相川圭子は、女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達した、現在世界で会える唯一のヒマラヤ大聖者。インドではヨグマタ(ヨガの母)と称されています。仏教やキリスト教の源流である5000年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者で、2007年にはインド最大のスピリチュアル協会から最高の聖者の称号「マハ・マンダレシュワル」を授かりました。
◆生命力を養う太陽の光
6月21日に1年でもっとも日照時間が長い「夏至」を迎えます。1日の半分以上、太陽が出ている日であり、相川は「太陽の光を浴びたら活性化してアクティブになりますよね。力強く生きていく節目でもあります」と話します。今回は、ヨガと太陽の光の関係性について注目しました。
昼間には太陽の“陽のエネルギー”、夜には月の“陰のエネルギー”がそれぞれ働きます。「結びつき」を意味するヨガは、陰と陽のバランスを重視し、自然で調和のとれた状態で生きることを目指します。
「私たちは陰と陽のエネルギーで動いています。ヒマラヤ秘教の教えでは、私たちの魂は太陽だと考えているんですよ。太陽の光が体や心にエネルギーを与えて、そして生かされている。心が曇ると魂が曇るので、生命力が弱まるんですね」と説明します。
全員に等しく降り注ぐ太陽の光ですが、人それぞれに受け取る力は異なります。「心配なことを考えていたら、エネルギーを受け取れないんです。大切なのは、太陽を感じること。夏になるとさんさんと太陽が輝いていますし、海に行けば何にも邪魔されずに太陽の光を浴びることができますよ」とコメントしました。
◆6月21日は「国際ヨガデー」
夏至を迎える6月21日は、「国際ヨガデー」でもあります。2014年にインドのモディ首相が国連で提案し、加盟国の賛同を得て制定されました。国際ヨガデーの目的は、ヨガをおこなうことによるさまざまな恩恵を、世界中に広めることにあります。
毎年この日は世界各地でヨガのイベントが開催され、多くの人が太陽のもとでヨガを楽しみます。受け取った太陽のエネルギーは、「まるで光合成のように人間の活力となり、生きる力をより高めていく」といいます。「神秘の世界に入っていくために、体を“道具”として活用していきます。体のバランスを取って、心を見つめたり、自分では見えないところまで整えていきます」と相川は解説します。
日光というものは人を活動的にさせ、自律神経のバランスを整える効果も期待できます。一方で、現代人は生活リズムの乱れや夜でも明るい光によって、自律神経が乱れやすいと相川は指摘します。「それを整えるためにヨガはバランスがいいわけです」と話します。
一口にヨガと言っても、伝統的なヨガ、ホットヨガ、現代のヨガとさまざまな流派が存在します。体を使うヨガは「ハタヨガ」で、ヨガの原点とも言われている流派です。相川はハタの意味について、「ハは陽、タは陰を意味する言葉です」と補足します。他にも、心の解放を促すヨガや、愛によって慈悲の心を養うヨガなど、数多くのヨガがあります。「パワフルな人になる、愛のある人になるなど、“最高の人間”になっていく、その入口にヨガがあるんだと理解していただけたら嬉しいです」と呼びかけました。
なお、6月22日には、相川圭子が、東京都大田区とZoomで「第11回国際ヨガデー特別記念イベント」を開催します。ニューヨークからの生配信で、ヨグマタの瞑想の入り口にあるヨガの力を無料で体験することができます。詳しくは、ヨグマタ相川圭子 第11回国際ヨガデー特別記念イベントのサイトをご確認ください。
<番組概要>
番組名:目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ
放送日時:毎週土曜日 5:30-5:55
パーソナリティ:相川圭子、林 勇太(アシスタント)