ロックバンドMUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめる
TOKYO FMのラジオ番組「JACK IN THE RADIO」。6月10日(土)の放送は、Psycho le Cému(サイコ・ル・シェイム)からヴォーカルのDAISHIさんが登場! 9月13日(水)リリースのニューアルバム『RESISTANCE』について伺いました。
(左から)DAISHIさん、逹瑯
Psycho le Cémuは、約5年ぶりとなる10曲入りのオリジナルアルバム『RESISTANCE』を9月13日にリリース予定! 今回は、このアルバムについて深堀りしました。
逹瑯:どんなアルバムに仕上がりましたか?
DAISHI:挑戦もしましたけど、Psycho le Cémuっていろんな引き出しがあるバンドだなって(思えた)。僕らって、MUCCみたいに“MUCCの音楽ってこうだよね”みたいのが強いタイプのバンドではないので。
逹瑯:その都度でコンセプトがあるから?
DAISHI:そう。音に関しては、僕らって結構……これは賛否両論あるかもしれないけど、幕の内弁当的なバンドやと思っているんです。いろんなものをちょっとずつ食べていくというか、「おいしいラーメンを1杯作りました!」みたいなバンドではないので。
逹瑯:うんうん。
DAISHI:それがまた、本当に色濃く出たアルバムだなって感じですね。
逹瑯:へぇー! 曲作りはメンバーみんなと“こういうアルバムにしていこう!”っていう感じで始めていくんですか?
DAISHI:えっと……ちょっとうちのメンバーはバグっていて、ストックが100曲ぐらいあるんですよ。
逹瑯:えっ!?
DAISHI:それで、めっちゃええなって感じた20~30曲に絞ってから、さらに(アルバムに収録する10曲を)選びました。だから、普通のバンドさんは“曲に困る”っていう感覚があるじゃないですか。“生みの苦しみ”みたいものが。
逹瑯:うん。
DAISHI:それが、僕らはないんです。
逹瑯:10曲入りだから、(候補が30曲ぐらいあったら)アルバム3枚できるじゃないですか(笑)。
DAISHI:やろうと思えばできます。曲はみんなめっちゃ書いてくるんですよ。
逹瑯:作詞は?
DAISHI:バラバラ。僕が書いたり、Lidaくん(Gt.)が書いたり、seek(Ba.)の曲に誰か違う人が書いたり……。
逹瑯:Lidaさんって、そのあいだに自分のソロ活動もしてるでしょ? 自分で歌ったりして。
DAISHI:やっています。
逹瑯:すごいですね。Lidaさんがいっぱい書いてくるんですか?
DAISHI:いや、書かない。
逹瑯:違うんだ!?
DAISHI:AYAくん(Gt.)とかseekのほうが多いかも。特にAYAくんが多いかなぁ。
逹瑯:マジで!?
DAISHI:リーダー(Lida)は 「こういうの書いてきて」とか、言われて書くのはあまり好きじゃないかも。自分が今書きたいのを(書く)……だって、“シングル曲が必要”っていうときに、「こんなん作ったんやけど」って出してきた曲(のタイトルが)「ギロチン」やったもん(笑)。
逹瑯:ハハハ(爆笑)!!
DAISHI:シングル曲を書いてこいって言うてるのに“なんでタイトルが「ギロチン」やねん!"と(笑)。でも、そういう人やから。
逹瑯:すげぇなぁ(笑)。
◎6月17日(土)放送の「JACK IN THE RADIO」は、NIGHTMARE(ナイトメア)からギターの柩(ひつぎ)さんが登場。どうぞお楽しみに!
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<番組概要>
番組名:JACK IN THE RADIO
放送日時:毎週土曜25:30~26:00
パーソナリティ:逹瑯(MUCC)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/jack