フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents Blue Ocean オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
4月12日(金)の放送は、「若い頃に書いた昔の日記帳の処分」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
「日記の処分」についての相談です。私は高校生のときから、28歳で結婚して家を出るまでの13年間、日記をガッツリと書いていました。最近、その日記帳を数十冊を入れて封印しておいたダンボールが実家で見つかりました。
長いあいだ見ていなかったので、自分的にはとても面白い読み物なのですが、いかんせん青春のあれやこれやが赤裸々に綴られていて、とても他人に見せられるものではありません。まして、現在大学生になる2人の子どもたちに見られたら……と思うと、背筋が寒くなります(笑)。
日記を含む昔の思い出の品は、みなさんはどのように処分していますか? 捨てるしかないと思いながらも、なかなか踏ん切りつきません。私の場合、今は母が暮らす実家に隠していますが、ダンボール一箱分あるため、この先どうしていいか悩み中です。(神奈川県 50代前半 女性 会社員)
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このリスナーの悩みに共感する住吉は「私も昨年から実家にある“思い出箱”を整理していて、いろいろな思い出の処分をしています」と話します。学生時代、友人とやり取りしていた手紙の束も思い切って処分したという住吉ですが、一方で「何らかの形で自分の気持ちを知るためのヒントになるのではと思うと、捨てられませんよね」と自身の考えを述べました。
当番組スタッフのなかには、思い出の品をすべて処分した結果、後悔の念を抱いている人も。住吉は「やはりちょっと寂しいよね。“取っておけば良かった”と思っているようです。そう悩む方は多いんじゃないかなと思いますよ」とコメントし、アドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆捨てたいと思ったときに処分する
大切な宝物ですが、封印もしたい……そのようなものを私もずっと実家に忍ばせていました。しかし、実家に置いてあることすら忘れていた頃、交通事故で入院しました。
そのときに、なぜか「実家にある宝物を誰かそのまま捨ててください!」と脳内で叫んでいたんです。人生には、そのようなことが突然がやってきます。
退院後、迷わず捨てました。そんなキッカケがなければ今でも実家に置いてあったでしょう。ご自分にとってそのようなキッカケが訪れると思いますので、そのときに考えてみてもいいとは思います。(神奈川県 50代後半 女性 会社員)
◆データだけ残しておくのもアリ
夫と長距離恋愛をしていたときに、毎月書いていたラブレターが押し入れのどこかにあります。昔は夫のことが大好きでたまらなかったので、そのときの気持ちを思い出すためにも、たまに見返せたらなと思っています。
ただ、夫を含め、他の人には見られたくありません。出てきたらスキャンをして、バレないように直接ゴミ処理場に持っていこうと思います。(埼玉県 40代前半 女性 会社員)
◆昔の自分にしか紡げない言葉もある
私も中学生から20歳くらいに書いた日記とポエムを残しています。これらは、自分が終わりを迎えることとなったら捨てると決めています。なぜなら、やはりこのときにしか書けない甘酸っぱい、こそばゆい、独特の感性があるからです。つらいときに昔の自分の日記を見返すと「こんなことを書いていたんだな。まだ自分はいける!」と、謎の自信につながったりします。
若い頃って、みなさんもそうかと思いますが、謎の「なんでもできる」感がありますよね。年を取った自分にはないポジティブさは、どんな言葉よりも自分を励ましてくれます。
なので、過去の自分と今の自分をつなげる大事な日記を処分するのは考えないでいいと思いますよ。一緒に年を重ねましょう!(埼玉県 40代後半 女性 会社員)
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4月12日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年4月20日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀