こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)とアンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。
毎年1月2日(往路)と1月3日(復路)の2日間にわたって開催される「箱根駅伝」の魅力や見どころ、今大会の注目選手、直前情報を伝える授業(放送)「箱根駅伝LOCKS!」が今年も開講しました。
12月15日(月)~18日(木)の放送では“往路”、22日(月)~25日(木)の放送では“復路”をテーマに、全8回にわたってお届けします。
今年の「箱根駅伝LOCKS!」には、4年連続で箱根駅伝を走った元神奈川大学の選手で、男子マラソン選手の鈴木健吾さんが登場! この記事では15日、16日の放送内容を紹介します。
鈴木健吾さん
◆箱根駅伝との出会いは“山の神”!?
15日放送の番組冒頭で鈴木さんは、リスナーに向けて自己紹介をおこないました。
1995年6月11日生まれの鈴木さん。本番組のパーソナリティ・こもり校長とは「2日違いの同い年」という驚きの共通点が明かされました。
陸上を始めたのは小学6年生のときで、長距離をしていた父親の影響も大きかったといいます。
鈴木さんは「私が箱根駅伝と出会ったのは、正月にテレビを観ていて、当時、順天堂大学の今井正人さんの走りを観て、『かっこいいな……』と強く思ったのを覚えています。そこから箱根駅伝を目標に、日々、陸上競技に没頭することになりました」と当時を回顧。
“山の神”として知られるレジェンドランナー・今井正人さんの走りに感銘を受け、箱根駅伝を目指すようになった鈴木さんは、箱根駅伝の強豪校である神奈川大学へ進学。
1年生のときには6区、2年生~4年生の3年間は「花の2区」を走るなど、チームのエースとして活躍しました。現在はプロに転向し、日本や世界のマラソン大会に出場しています。
◆「箱根駅伝」の“正式名称”知ってる? 大会の基礎知識をおさらい
2日目となる16日放送のテーマは「箱根駅伝を知ろう」。
「箱根駅伝」と呼ばれ親しまれているこの大会には、正式名称があることを鈴木さんが解説しました。
箱根駅伝の正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」です。こちらを略して箱根駅伝と言っています。
今年の大会には、関東学生陸上競技連盟に加盟する大学のうち、シード権を獲得した上位10校、予選会を通過した10校、そして関東学生連合チームの全21チームが出場します。
この21チームが、東京読売新聞社前から箱根・芦ノ湖間を2日間に分けて走ります。
●往路(1日目):5区間107.5km
●復路(2日目):5区間 109.6km
●合計:10区間 217.1km
この合計217.1kmの距離を襷(たすき)でつなぐのが、学生長距離界最長の駅伝競走です。
1日目の往路で最も速いタイムのチームが往路優勝、2日目の復路で最も速いタイムのチームが復路優勝。そして、往路と復路の合計タイムが最も速いチームが総合優勝となります。
◆監督の「采配」に注目! 補欠枠の戦略的な使い方とは?
エントリー人数は、1区~10区までの10名に加え、補欠枠の6名、合計16人が登録されます。この補欠枠が、箱根駅伝をより面白くするポイントの1つです。
鈴木さんは「ケガや体調不良の選手に備えた補欠枠なのですが、戦略的にこの枠を使う大学もあるんです。主力メンバーを補欠に登録して、当日に投入するという駆け引きが毎年繰り広げられており、監督の采配も大きなポイントになっています」と解説。
鈴木さんは「このような点にも注目して箱根駅伝を観ると、より楽しめます」と、観戦のポイントを伝えました。
次回17日(水)放送のキーワードは「区間」です。
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/
番組公式X:@sol_info