フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
今回の放送は「2拠点生活のメリット・デメリット」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
3ヵ月前から千葉と東京での2拠点生活を始めました。割合としては、平日は千葉、週末は東京といった感じです。たまに平日1日だけ東京に戻り、翌日からは千葉……という感じで過ごしているのですが、千葉と言っても端のほうなので、東京からだと早くても3時間かかります。
2拠点生活は現実と非現実を味わえるのでとても楽しいのですが、身体がしんどいときもあります。2拠点生活をしている方や、していた方からメリット・デメリットをもらいたいです。(東京都 40代 男性)
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この相談にパーソナリティの住吉は「楽しそう! 東京から離れている場所なら味わえる雰囲気や自然の感じも違うんでしょうね」とコメント。「コロナ禍以降、2拠点生活をしている方のお話はよく聞きますよね。ぜひ2拠点生活をしている方、していた方は、メリット・デメリットについて語ってください」と、他のリスナーに向けてアドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆趣味の釣り道具をこっそり買える
私は去年の7月まで3年間、千葉の実家と埼玉の自宅で、2拠点生活をしていました。平日は千葉の実家、土日休日は埼玉の自宅に戻っていました。
2拠点生活のメリットは、奥さんに黙って好きな買い物ができること。私は趣味の釣り道具をよく買っていました。釣竿は特に長いので、家に持ち帰ると奥さんにバレます。しかし、実家ならバレずに持ち込める。そういうメリットがありました。他にも通販の買い物もバレずにできていました。
デメリットは良心がとがめること。あとは生活費が2倍かかることと。自宅を出るとき寂しいことでしたね。釣りに行くときに、奥さんに咎められないのもよかったことかな。(埼玉県 40代 男性 会社員)
◆寒い地域だと暖房費が高い
私は56歳で早期退職し、現在2拠点生活を始めています。というのも平日の2日間は簡単な実家の手伝いをし、その他は東京を離れて生活しています。東京から約2時間弱の、富士山の見える湖のそばにリゾートマンションを購入しました。
メリットは、なんといっても趣味のゴルフがたくさんできる場所があるところです。家内も一緒にゴルフを始めたので、2拠点生活については協力的です。
デメリットは、やはり費用です。特に富士山側の気温は、冬場はマイナス10度。今日もマイナス8度です。冷暖房の費用がなんといっても高いと言った点が、どうしても家内の納得のいかないところみたいです。でも、それを上回るメリットがあるので、今はエンジョイしております。車の免許返上まであと10年、20年ぐらいかもしれませんが、それまでは2拠点生活を楽しもうと思います。(東京都 50代 男性 自営業)
◆忘れ物をすると大変
私たち夫婦も三浦半島と東京の2拠点生活を始めて、1年が経とうとしています。我が家はそのときの状況次第ではありますが、だいたい普通は約2時間の距離を2週間ずつペースくらいで移動しています。
メリットは海が近いのでとても景色がいいこと、魚がおいしいこと、農家、農協の直売で買える野菜が安くてとてもおいしいこと、散歩のコースが豊富なことです。デメリットは、湿度が高いので洗濯物が乾きにくいこと、忘れ物をすると2週間手元にないこと、電気の消し忘れを2週間後に気づいてショックを受けることがあること、郵便がたまること、宅配が心配なことです。糠床を忘れたときには日帰りで取りに行きました。(東京都 50代 女性 主婦)
◆距離を置くことで夫婦関係が改善
東京と長野の2拠点生活をしています。子どもが成人したのを機に、好きな都会生活を実現するため、こっちに来ました
大変なことは、今まで奥さんが作ってくれたご飯が食べられないこと。「ああ料理ってこんなに面倒くさいんだ……」「奥さんの餃子食べたい」と思います。
よかったことは、ずっと夫婦関係がギクシャクしていたのですが、少し距離を置いたことで、何だか奥さんが優しくなりました。奥さんの家事の大変さもわかりました。(東京都 50代 男性 自営業)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀