藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。3月15日(土)の放送は、高見アナウンサーが横浜DeNAベイスターズのキャンプ地・沖縄県宜野湾市で投手陣にインタビューした模様をお送りしました。この記事では、東克樹(あずま・かつき)投手が登場! 3度目の開幕投手を告げられたときの心境や2シーズンぶりに復帰したトレバー・バウアーについて伺いました。
(左から)高見侑里、東克樹選手
◆“投手陣の柱”として日本一に貢献
高見:東投手といえば、2年連続3度目となる開幕投手を三浦大輔監督から告げられていますが、告げられたときはどう感じましたか?
東:率直に責任を感じましたし、うれしさ反面、不安というか“また1年が始まるな”というところが正直な気持ちです。
高見:やはり、開幕投手という重責を感じていらっしゃるんですね。
東:かなり感じます。やっぱり、チームがスタートダッシュできるかどうかの大事な1試合なので。
高見:開幕投手を告げられたときが、東投手の背番号(11番)にちなんだ時間だったそうですね。
東:1月11日11時11分に(三浦大輔監督から)電話がかかってきて告げられました。ただ、その前日に監督から「明日の11時11分に電話をかけるから、出るようにしておいて」と言われたので、“そういうことかな”とはうっすら感じていました。
高見:昨シーズンは両リーグトップの183イニングを投げて防御率2.16。2年連続の2桁勝利となる13勝を挙げ、日本一に輝きました。振り返ってみてどんな昨シーズンでしたでしょうか?
東:“183イニングも投げることができた”ということは非常に良かったと思いますし、自分がしっかりチームの柱となって日本一に貢献できたことは、非常にうれしく思います。
◆東克樹が思う“真のエース”とは?
高見:東投手にとって“真のエース”というのはどういった投手でしょうか?
東:僕のなかでは、やっぱり、イニングをしっかり投げることができて、チームに勝利をもたらすような投球ができるのがエースかなと思います。
高見:そのエースに向けて、ご自身のなかで去年と今年で“気持ちの変化”というのはありましたか?
東:一昨年のシーズンは自分が結果を出すことに精一杯でしたが、昨シーズンに関しては、自分の成績を出すことに加えて“チームを見る”という余裕もでてきたので、今年も引き続きその気持ちを持ちながら、チームのことも考えてシーズンを投げ抜いていきたいと思います。
高見:2シーズンぶりの復帰が決まったトレバー・バウアー投手の存在も大きいのではないですか?
東:非常に大きいと思います。前回チームメイトだったときに、自分の考え方や芯をしっかり持っている選手だなと感じたので、僕自身もそうですし、若い選手にも非常に勉強になるんじゃないかなと思います。
高見:今年のキャンプは、どんなテーマで取り組んでいらっしゃるのでしょうか?
東:昨シーズンが終わってから取り組んでいるのですが、ちょっとしたフォームの改造に取り組む期間にしたいなと思ってキャンプを過ごしています。
高見:東投手は(今キャンプで)曲がり幅50センチを超えるスライダーを披露されていましたが、これも大きな武器になりそうですよね。
東:そうですね。僕は三振をたくさん取る投手ではなく、そういった変化球などを駆使しながら投げる投手なので(スライダーが)生命線かなと思います。
高見:まだまだ進化が止まらない東投手のこれからがとても楽しみです!
東:“現状維持は退化”と思っているので、成長し続けて頑張っていきたいと思います。
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3月15日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月23日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里