藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。6月17日(土)の放送は、
前回に引き続き、サッカー解説者の松木安太郎(まつき・やすたろう)さんをゲストに迎えて、お届けしました。
松木安太郎さん
1957年生まれ、東京都出身の松木安太郎さんは、小学4年生のころに現在の東京ヴェルディの母体である読売クラブに入団。16歳でトップチームに昇格し、読売クラブでは1983年の日本リーグ初優勝をはじめ、数々のタイトルを獲得。
日本代表としても、ワールドカップメキシコ大会の予選やアジア競技大会、ソウルオリンピック予選などに出場し、1990年に現役を引退。その後、読売サッカークラブのユースチームの監督、トップチームのヘッドコーチなどを経て、Jリーグ開幕元年の1993年に35歳でヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)の監督に就任。チームを初代Jリーグチャンピオンに導いています。
◆松木安太郎も唸った三浦知良のストイックぶり
藤木:カズ(三浦知良)さんは、ちょうど松木さんが引退された頃に、読売クラブに入られたんですよね?
松木:そうです。でも僕が代表時代に、カズと試合をやっているんですよ。カズがブラジルチームの一員として日本へ来て、日本代表と戦ったときに、僕がマークしているんです。テクニックもありましたし、素晴らしい選手ですよ。でも、当時は僕も“若い選手には負けられない”という思いがありましたからね。
藤木:(三浦知良選手は)若くしてブラジルに渡って、叩き上げで名門サントスFCに所属していたわけですからね。
松木:しかも、いまだにポルトガルで(現役を)続けているんですから、本当に頭が下がります。我々世代にとっては、すごい夢を感じながらサッカーを観られますよね。
藤木:その当時、ブラジルにいたカズさんが日本に戻って来て、Jリーグの代名詞とも言える選手になりました。ヴェルディ川崎ではどういう選手でしたか?
松木:プロフェッショナリズムが強い選手ですから、若い選手たちにはすごく良い影響を与えてくれましたね。厳しさもありました。
藤木:僕のなかのカズ選手は、Jリーグの最初の頃はきらびやかなイメージがありますが、あの頃からストイックだったのですか?
松木:ストイックというか、僕は何人もの選手に「もう頼むから練習をやらないでいい」と言いましたけど、そのなかの1人なんですよ。ヴェルディはそういう(練習好きの)選手が多かったんですけど。
藤木:でも、やっぱり“夜の街に遊びに行く”みたいなイメージもありますよね(笑)。
松木:一番(遊び)に行くのは武田(修宏)でしたね(笑)。だけど、練習もたくさんやっていました。“やることはやって、オフは切り替える”ということがすごくうまかった選手が多かったですね。
次回6月24日(土)の放送は、東京パラリンピック陸上男子100メートルのファイナリスト! トヨタ自動車所属の石田駆(いしだ・かける)選手をゲストに迎えてお届けします。
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聴取期限 2023年6月25日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/beat/