土曜朝に生放送で1週間のニュースをまとめてお伝えしているTOKYO FMのラジオ番組「TOKYO NEWS RADIO~LIFE~」(パーソナリティ:村田睦、手島千尋)。TOKYO FMの報道・情報センターの記者による独自取材をはじめ、ニュースが生活にどんな影響を及ぼすのかを当事者目線で探っています。
9月30日(土)の放送では、メジャーリーグベースボール・リポーターの赤木ひろこさんがアナハイムから生電話で出演。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手の今シーズンの動きについてリポートしました。
※写真はイメージです
◆メジャー6年目は「伝説の始まりのシーズン」
大谷選手は、8月23日(現地時間)の登板時に負った右肘内側側副靭帯損傷のため、9月19日(現地時間)に手術をおこないました。そのため、シーズン途中ながら大リーグ6年目を終えることになりましたが、今シーズンは投手として10勝、打者としてはホームラン44本を放ち、日本選手初のホームラン王に輝きました!
そこで、現地で大谷選手の活躍を見守ってきた赤木さんに、大谷選手にとって2023年はどのようなシーズンだったかを尋ねると「伝説の始まりのシーズン」と回答。その意図について、「今回、右肘を治療して『今後も長く二刀流を(続けていく)』という思いが伝わりました。また、今年は(これまでの)自分自身の記録を超えていく(ぬりかえていく)年だったので“伝説の始まり”としました」と明かします。
また、二刀流に挑戦し続けている大谷選手は“野球の神様”とも呼ばれるベーブ・ルースと比較されることも多いですが、「ベーブ・ルースをもうすでに超えていて、そういった意味でもセンセーショナルな活躍になると思う」と話します。
◆“スーパースター”と呼ばれる所以
続いて、現地記者・赤木さんから見た“大谷選手の本当にすごいと思うポイント”を聞いてみると、「すべてを持っているところ」と答えます。というのも、大谷選手は野球に対する真剣さや真面目さ、情熱だけでなく、少年のような心の純粋さ、成熟した思慮深さなど、さまざまな面を持っていて、「立ち振る舞いのエレガントさ、チームメイトとじゃれ合っているときのユーモアあふれる姿も印象的」と赤木さん。
もちろん、試合中の姿にも大谷選手の魅力はあふれており、チームメイトを鼓舞するときのリーダー的なたくましさ、ボールを投げる前の集中した姿、投げるときの力強さ、走るスピードやフォームの美しさ、ホームランを確信したときの仕草のかっこよさなど「全部を持っていて1つに絞れない。そこが、みんなから“スーパースター”と呼ばれる所以だと思います」と分析します。
また、大谷選手の実力や人柄は敵地でも評価されており、声援や大合唱が起こるという現象も、各地で広がっているそうです。さらには、現地で取材する赤木さんならではのエピソードも。「(球場にいる人たちが)“大谷選手が何を話すのか”と耳を澄ませたり、“どのような球を投げるのか”と集中して目を凝らしたりするあまり、賑やかな球場に“一瞬の静寂”が起きたりするんですよね。そんな経験って初めてで、本当にすごいことだなと思います」と振り返りました。
9月30日(現地時間)、本拠地であるエンゼル・スタジアムでおこなわれたセレモニーに姿を現した大谷選手。エンゼルスとの契約は今シーズンで終了するため、来シーズンを戦うチームに世界中から関心が集まっています。
----------------------------------------------------
大谷翔平選手に関する情報は赤木ひろこさんのX(旧Twitter)に随時アップしていますので、ぜひチェックしてみてください!
----------------------------------------------------
----------------------------------------------------
9月30日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月8日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:TOKYO NEWS RADIO~LIFE~
放送日時:土曜 6:00~7:00
パーソナリティ:村田睦、手島千尋