モデル・タレントのユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。この秋にスタートした『My Maintenance Note with Castrol』のコーナーでは、さまざまな分野で活躍するトップランナーをゲストに迎えて、日々の“メンテナンス”への想いや向き合い方を伺っていきます。12月17日(水)の放送では、宇宙飛行士の野口聡一さんをゲストにお迎えしました。
(左から)パーソナリティのユージ、野口聡一さん
◆宇宙飛行士ならではの特権
メンテナンスはパフォーマンスを高める力であり、愛着という心の豊かさにもつながっていきます。コスパやタイパが求められる今だからこそ、気をかけること、目をかけること、手をかけること。そんな手間暇こそが、心の豊かさや未来の可能性につながっているのかもしれません。
今回のゲストの野口聡一さんは、宇宙飛行士として3度にわたり宇宙飛行ミッションを経験し、国際宇宙ステーション(ISS)の滞在や船外活動などで世界的に活躍。現在は東京大学特任教授をはじめ、様々な教育・研究活動をされています。
まずは、ユージが過酷な「宇宙飛行士訓練」について伺うと、宇宙船や宇宙で使用する実験装置のものの成り立ちや目的を学び体得するのはもちろん、「宇宙で遭遇する機器のトラブルや緊急事態に直面した場合、いかに冷静に正確に対処できるか。そこが訓練の一番難しいところです」と野口さんは説明します。
訓練を修了した後、基本的には最長6ヶ月間程度の期間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するそうで、野口さんは合計で3回の滞在経験があります。ここで、宇宙飛行士の特権について伺ってみると「毎日違う表情の地球が見られること」、そして「船外活動」を挙げます。
「普段の生活は(ストレスのある)閉鎖環境そのものなんですけど、唯一外に出るチャンスは船外活動、いわゆる宇宙遊泳のときなんですよね。宇宙空間の中にいるわけですから、ある意味自分も“星になる”ことができるんです。宇宙遊泳中に(広大な漆黒の空間で)月と同列になる瞬間があるんですよね」と野口さんは目を輝かせます。
(左から)野口聡一さん、パーソナリティのユージ
◆宇宙飛行士にとってカストロールの潤滑剤は身近な存在
カストロールは、NASAと長年にわたるパートナーシップを結んでおり、火星探査機に必要な宇宙環境対応潤滑剤(グリース&ギアオイル)の提供などで、宇宙探査事業の発展に寄与しています。
さらには、国際宇宙ステーション(ISS)のメンテナンスを含む宇宙技術において、重要な役割も担っています。その点で、野口さんにとっても身近な存在だそうで、「宇宙でカストロールさんの潤滑剤を使ったことがあります」といいます。
「宇宙における潤滑の難しい点は、まず無重力、それから気圧の低さ、あとは温度条件。要は過酷な真空環境で使えないと意味がないので、本当に厳しいチェックを何度もおこなうわけです。この厳格なチェックを通過したものだけが宇宙ステーションで採用されるんです。ですので、カストロールさんのBraycote(ブレイコート)のオイルとグリースは極めて優秀です」と品質の高さと、宇宙探査の進歩への貢献にも言及しました。
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月曜~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世