吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。3月7日(土)の放送では、株式会社タイカの森徹さんに、同社が開発した防災グッズ「でるキャップ」についてお話を伺いました。

いざというときに役立つ「でるキャップ」
もしものときに備えておきたい……とはいえ、家族全員分を用意すれば、かなりの場所を取ってしまうのが“ヘルメット”。そんな悩みを解消したのが、「でるキャップ」です。
普段は宅配ピザSサイズほどの、フラットかつコンパクトな形状なので、机の引き出しや本棚などに収納が可能。

収納された状態の「でるキャップ」。場所をとらないのが嬉しい
そして、いざというときには、頭の上に乗せてそのまま押しつけ、あごひもを止めれば装着完了です。
約3秒でヘルメットに早変わりするというスグレモノ。素材がポリエチレン製なので、とても軽く、どんな人の頭にもフィットするのも特徴です。
何より、“かさばらない”というのが嬉しいですよね。

こんなにコンパクトな状態に! 素材はポリエチレン製
「実は、家族が宮城県で、東日本大震災の被災者です。常日頃、地震が発生したときには、“手に持って出られるもの”が必要だと思っています。ポイントとしては軽いという点と、簡単に頭につけられるという点です。そして、避難所に行った後にも、有効に使えるものであれば、尚いいかなと思っています」と森さん。
軽くて柔らかいポリエチレン製ながら、高い衝撃緩衝能力があり、落下物などから頭をしっかりと守ってくれる「でるキャップ」ですが、ヘルメットだけではない使い道もありそうです。
「いろいろな方から『座布団代わりに使うこともできるんじゃないか』と言われたんです。そういうことを総合的に評価していただく声が多いですね。防災対策を始めるきっかけとして、世の中で役立ってほしいなと考えています」

約3秒でヘルメットに早変わり
押すとヘルメットになり、畳めば、座布団としても使える新しい発想の防災グッズ。「でるキャップ」の可能性に、多くの期待が寄せられています。
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聴取期限 2020年3月15日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/miraizukan/index.php