“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」(毎週土曜7:25~7:30)。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。4月12日(土)の放送は、4月17日(木)から東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演される舞台「リンス・リピート ―そして、再び繰り返す―」について、レイチェル役の吉柳咲良(きりゅう・さくら)さんに話を伺いました。
吉柳咲良さん
佐原:2019年にアメリカで上演され話題となった舞台「リンス・リピート」が、4月17日(木)から日本初上演されます。そこで今回は、レイチェル役で出演する吉柳咲良さんに見どころを伺います。吉柳さん、よろしくお願いします。
吉柳:よろしくお願いします。
佐原:まずは、作品のテーマを教えてください。
吉柳:娘・レイチェルとその家族のすれ違いや苦悩が描かれた作品で、現代に潜む家族問題を扱った繊細でリアルな内容になっています。私は、摂食障害を患いながらも愛する家族と生きようとするレイチェルを演じます。
佐原:台本を読んで、どのように感じましたか?
吉柳:レイチェルが家族のなかでどう考え、何を思ってきたのかが重要になってくるのかなと思いました。“家族”という近しい間柄でも、価値観の違いなどいろんなことが明らかになっていくなかで、“本当の意味でお互いを分かり合う”とはどういうことなのか、ということを改めて考えるきっかけになる作品だと思いました。
佐原:レイチェルに共感できる部分はありましたか?
吉柳:“家族”という血のつながりにはあまり関係がなく、考え方が合わなかったり、理解しあえなかったり、いつの間にか自分本位に考えてしまうところは、人と人が関わるうえで、本当にどの家族にも起こり得ることなのかなと思ったりもして、そこはすごく共感できました。
佐原:(ジョーンを演じる)寺島しのぶさんとは初めての共演になりますね?
吉柳:はい。私が寺島さんに初めてお会いしたときに、レイチェルが母親・ジョーンに抱く自立した女性像みたいなものを感じました。大先輩で本当に尊敬している方なので、(稽古中にも)アドバイスをいただきつつ、自分の考えもお伝えしたりしながらお芝居をしています。
佐原:最後にメッセージをお願いします。
吉柳:どこの家族でも起こり得るような、傷つきながらも再生し、最後には希望が満ちている、そんな物語になっていると思います。この作品が上演されることによって“救われる人がいらっしゃればいいな”と思いながら毎日頑張っていますので、ぜひ劇場にいらしてください!
佐原:吉柳さん、ありがとうございました。
吉柳:ありがとうございました!
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公演情報やチケット詳細は、ホリプロステージの公式サイトをご覧ください。
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4月12日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年4月20日(日)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30