アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。今回の放送は、ロックバンド・JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんがゲストに登場。ジュンスカの名曲「白いクリスマス」制作秘話を語ってくれました。
坂本美雨、宮田和弥さん
今年5月21日に、メジャーデビュー35周年を迎えたJUN SKY WALKER(S)(以下、ジュンスカ)。1988年5月21日、レコードレーベル「TOY'S FACTORY(トイズファクトリー)」よりミニアルバム『全部このままで』でメジャーデビュー。 翌年には日本武道館でライブをおこない、当時、デビューから武道館までの史上最短記録となりました。カリスマ的人気を誇りつつも1997年に解散。2007年に期間限定で再結成し、2012年からは完全復活! デビュー35周年となるアニバーサリー・イヤーに、ニューシングル「そばにいるから」を6月10日(土)にCDリリースします(※先行配信中)。
番組の前半では、プロデューサーでありTOY’S FACTORY代表取締役社長・稲葉貢一さんと作り上げた、デビュー35周年記念シングル「そばにいるから」の制作エピソードを明かしたくれた宮田さん。ここでは、ジュンスカの名曲「白いクリスマス」制作裏話を披露してくれました。
◆「白いクリスマス」は、もともと「黒」の予定だった!?
坂本:当時も稲葉さんと作品の中身のやりとりはしていたのでしょうか?
宮田:していましたね。もともと「白いクリスマス」って、本当は「黒いクリスマス」だったんですよ。
坂本:そうなんですか!?
宮田:僕の書いた歌詞だとそうでした。いい人、悪い人、それこそ罪を犯した人にもクリスマスがあり、その日は雪が降ってすべての気持ちが真っ白になる。逆説的にブラッククリスマスにしていたんだけど、稲葉さんと(ジュンスカのリーダーでギターの)森純太に大反対をくらって、「歌詞を書き直せ!」って言われたんです(笑)。
坂本:(笑)!
宮田:それで、あのラブソングになったんだけど、もともとは社会風刺的な歌でした。バラードだったから、僕もあえて「ひねって書いちゃおう」っていう気持ちがありました。昔はけっこう稲葉さんに言われて書き直しましたけど、強制ではなくて「こうしたらいいんじゃない?」っていうアイデアをいただいたんです。僕も素直な気持ちで書きましたし、実際に歌ってみるといいんですよね。(今回の楽曲は)その感覚をまた思い出した感じです。
坂本:影のメンバーですね。
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6月10日(土)に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)にて、JUN SKY WALKER(S)のメジャーデビュー35周年記念ライブ「35th Anniversary Live」を開催します。詳細は公式Webサイトまで。
宮田和弥さん
次回6月12日(月)、13日(火)のゲストは、是枝裕和監督、14日(水)のゲストは黒木瞳さんです。
<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/dear/