スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
10月20日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
高校2年の息子は、去年の秋頃にコロナに罹患してから、不登校気味になりました。ちょこちょこ休みはしていますが、うるさく言っても逆効果と学習したので、彼が休みたいときは休ませて過ごしています。
先日、また学校に行きたくないと言いはじめましたので話を聞くと、「目標がないから行く意味がない」と言っています。別に大学進学が必ずしも必要とも思ってはいません。ただ、「無」の状態で過ごすのは、もったいないと思っています。
この先について、どのように言ってあげたらいいのでしょうか? 私は子どもが1人で生活できれば、それでいいと思っています。導くなんてたいそうなことはできませんが、どのように声をかけたら良いか教えていただきたいです。
息子には、「とりあえずは高校を卒業するということを目標に過ごしてみたら?」と提案しましたが、「本当にそれでいいのか」と、逆に聞かれてしまいました。
<江原からの回答>
江原:相談者さんは理解があるお母さんですね。「こうでなければいけない」というわけではない考えの方でいらっしゃる。
例えば、どういうふうに指導したら良いかという術(すべ)を何か実践するのではなく、人間として、息子さんに疑問を全部投げかけたら良いのではないでしょうか? 一緒に考えるのです。
「とりあえず高校卒業を目標に……」という話をしたら、息子さんから「本当にそれでいいの?」と逆に聞かれてしまったんですよね。そこから「じゃあ、あなたは何がしたいの?」「何かやりたいことがあるのだったら、とりあえず卒業はしたほうが良いかもよ?」という話をする。
やっぱり「中学卒業」と「高校卒業」だと、将来の選択肢はだいぶ変わってきます。もちろん高等学校卒業程度認定試験を受けるという手もありますが、あとから取るのも大変ですよね。だったら息子さんにそうした説明をして、「今は2年生まで進級できているんだから、とりあえず高校だけ出てしまえば、自分がやりたいことが何かにもよるけれど選択肢は広がるよ」と伝える。そこから大学などに行くとなったら、また選択肢は変わってきますよね。もちろん行くことが全てじゃなく、“何がやりたいか”じゃないでしょうか。
目標なく「高校だけは行け」と言われても、ピンと来ないかもしれません。例えば息子さんが「将来はカフェをやりたい」と言ったのだとしたら、「じゃあ調理師免許を取ったほうが良いよね。そうすると、高校を出たほうが良いのかな? 調べてみたら?」と声をかけてみるのはどうでしょう。今はネットやスマホで、いくらでも学校を調べることができますよね。
これはピザ作りみたいなものなんですよ。生地というのが自分の人生で、そこにお仕事や結婚など、どんなトッピングをしていくか……ということです。「あなたがどういうチョイスをしたいのか?」を考える。今の例えはピザでしたが、何事も組み立てる、絵を描くというのが大事です。そうやって、自分の人生の絵を描いてみてください。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「あなたはご自身の人生の絵を描いていますか?」
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10月20日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 10月28日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子