グランジ・遠山大輔、潮紗理菜がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:53)。12月6日(土)の放送は、はGacharic Spin(ガチャリックスピン)のマイクパフォーマー・アンジェリーナ1/3さんが、ソロプロジェクト・ailly(アイリー)として登場! 12月3日に配信リリースされたセカンドシングル「噺々」について伺いました。
(左から)潮紗理菜、aillyさん、遠山大輔
アンジェリーナ1/3という名前は、日本、スペイン、フィリピンと3ヵ国の血が入っていることに由来しています。高校生時代、文化祭でギターの弾き語りをしているところをバンドリーダーにスカウトされ、2019年、高校2年生でガールズバンド・Gacharic Spinに加入。今年からソロプロジェクト・ailly(アイリー)が始動し、9月にファーストシングル「Radiory(レディオリー)」が配信リリース。そして、12月3日にセカンドシングル「噺々」が配信リリースされました。
◆「噺々」に込めた思い
遠山:12月3日に、セカンドシングルとして「噺々」がリリースされています。
ailly:ありがとうございます! 「話」という漢字だと、まあ「人と話す」みたいな言葉の意味になるんですけど、「噺」は“その人の物語などを語る”という意味合いがあって、それで落語にも使われているんですけど。
これまでの自分の人生というのもそうだし、曲って結局、人の人生に関わりながら育っていくものだと私は思っていて。なので「噺々」に触れてくれた人の衝撃的な何かの一部になれば、そして、その物語に寄り添わせてもらいたいという思いで作りました。
遠山:曲のなかに“優しくない世界なんだ もがいた先で、どの指立てよう”っていうフレーズがあって。例えば、人差し指だったら、自分がこれから目指すために“行くぞ!”っていう意味にもなるし、親指だったら、周りにいる仲間とかに「俺たちやったよな!」ってやっているような。
でも、ときには中指でもいいじゃん。社会になのか、世界になのか、自分になのか分からないけれども、叱咤激励のために……という物語が、指によっていろいろあるんだなと感じたし、受け取り方やタイミングによって、この曲の価値が人によって変わるんだろうなっていうのを、今の話を聞いてすごく思った。
ailly:めっちゃうれしいです! ありがとうございます。私が何かを始めるときって、すごく嫌な言葉をかけられるとか、ヘイトを受けてスタートすることが結構多くて。バンド(Gacharic Spin)に加入したときも、10周年を迎えて今から動き出そうっていうタイミングで途中加入したのもあって、ひどいことを言われたりしました。
だけど、開口一番がヘイトばかりでも、遠山さんが話してくれたみたいに、結局もがいた先で自分がどの指を立てるか。私は今、ピースを掲げているし、それをずっと誇らしげに掲げた先で、たまには中指を立ててもいいだろうっていう気持ちもあって。ただ、この今まで起きたすべてもそうだし、これから起きることが夢になるといけないなって思いを込めながら、「芝浜」っていう(古典落語の)お話のオチを借りて歌詞を作りました。
次回12月13日(土)の放送は、緑黄色社会の長屋晴子(ながや・はるこ)さんと穴見真吾(あなみ・しんご)さんをゲストに迎えてお届けします。
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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:53
パーソナリティ:遠山大輔(グランジ)、潮紗理菜