スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
6月8日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
1ヵ月前、12歳になる愛犬が転移性のガンと診断され、余命も長くないと言われました。
落ち込んでいたら、病院の先生から「犬が望むことをしてあげて」と言われました。もともと糖尿病で、療養食だけをあげていたのですが、それからは好きなものだけをあげています。しかし、呼吸がとても苦しそうで、見ているのもつらいです。
できるだけ側にいようと、休みの日はずっと家にいます。犬はいつも、夜は母と寝ています。私は自室で今まで通り寝ていますが、不安が大きくて動悸が止まらず、毎日睡眠剤の力を借りています。毎日落ち着かない心を、どうしたら穏やかに過ごすことができますか。
<江原からの回答>
「あなたがワンちゃんを愛しているのか?」「自分がワンちゃんから愛されたいのか?」、このように分けて考えましょう。
相談者さんの場合は、実は愛したいようでいて、愛されたいのでしょう。本当に愛そうと思ったら、ワンちゃんにとって一番良いようにしてあげれば良いわけです。そして「逝きたいときに逝くんだよ」と伝えてあげる。「目の前で看取りたい」とかいろいろ思いはあるでしょうけれど、それはその子が決めることですから。
この文章を見ると、「愛されたい」になっちゃっているように感じます。そうするときっと「いや、そんなことはない。愛されたいんじゃない。愛したいんだ」と思うことでしょう。ならば、愛してください。その子にとって一番良いように考えれば良いのです。「呼吸がとても苦しそうで、見ているのもつらい」って、つらいのは“自分”ですよね。食事だって好きなものを食べさせてあげて、お母さんと一緒に寝るのがワンちゃんにとって幸せなのでしょう? 不安になっているのは自分なんですよ。それがワンちゃんに伝わったらかわいそうじゃないですか。
ワンちゃんは、今までずっと愛してくれていたんですよ。だから最期くらい、ちゃんと愛して、見届けてあげたらよろしいかと思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人生の幸せの全ての判断は、“愛したいのか?”“愛されたいのか?”で決まります」
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子