(左から)OCTPATH・海帆さん、住吉美紀、四谷真佑さん
住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。“プロフェッショナルの素顔に迫る”をテーマに、各界で活躍されている素敵な方をゲストに迎えて話を伺うコーナー「Blue Ocean Professional supported by あきゅらいず」。
6月13日(月)のゲストは、8人組男性ダンスボーカルグループ・OCTPATH(オクトパス)の海帆(かいほ)さんと四谷真佑(よつや・しんすけ)さん。今回の放送では、6月15日(水)にセカンドシングル「Perfect」をリリースするOCTPATHメンバーのお二人が、人生のターニングポイントや新曲のコンセプトについて語ってくれました。
OCTPATH(左)海帆さん、(右)四谷真佑さん
2021年11月に結成されたOCTPATH。人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(TBS系)の元練習生による8人組ダンスボーカルグループです。
「OCTPATH」というグループ名は、「8人(OCT)」ならではの「道(PATH)」をファンと共に歩み、固定観念にとらわれない変幻自在な活動で、常に上の「音域・領域(OCTAVE)」への「道(PATH)」を追求していく、という意味が込められています。2022年2月にシングル「IT'S A BOP」でメジャーデビューしました。
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◆OCTPATHの強みは?
OCTPATH
住吉:お二人は、オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の元練習生ということで。全国各地から101人の練習生たちが集まって、大がかりなオーディションをされたんですよね。オーディションが終わったのは、ちょうど昨年の今ぐらいですか?
海帆:そうですね。
四谷:101人のなかから、デビューする11人を決めるオーディションで、僕たちは落ちてしまった側なんですね。そのあとに、ありがたいことに吉本興業さんのほうからお声がけをいただいてOCTPATHを結成した形になります。
住吉:なるほど。オーディションでは、アピールポイントとか個性が大切になりそうですね。やはりオーディションに向けて切磋琢磨されたのでしょうか?
海帆:オーディション中は携帯が使えず、外部との連絡が遮断された状態になるんです。オーディション参加前に(コロナ禍ということで)2週間ぐらいの隔離期間があったのですが、そのときは携帯が使えたので、僕は自己分析をかなりしました。「オーディションで、どの強みを活かせるのか?」っていうことを、ノートにガーッて書きまくりました。
住吉:へええ!
海帆:僕はラップ志望だったのですが、K-POPのiKON(アイコン:韓国の男性6人組ヒップホップアイドルグループ)のBOBBYさんなどを参考にして、ラップパフォーマンスやマイクパフォーマンスの研究をしていました。
住吉:なるほど。四谷さんは?
四谷:周りの人たちと比べて「自分は何が特出しているか」を考えました。自分を理解するのが一番難しかったかもしれないです。
住吉:ということは、メンバーのみなさんの個性は8人バラバラって感じですか?
四谷:そうですね。8人それぞれの個性と特徴は強いのですが、チーム全体として見たときは、まとまりがあるんですよ。すごくいいチームだなって思います。
住吉:どうやってまとまりだしたんですか?
海帆:個性がバラバラだと、出てくる意見も違うじゃないですか。でも僕たちはお互いの意見をリスペクトしているというか、尊重から入るので“壁”がないんですよね。話し合って調和していった感覚がありますね。
住吉:みなさん、“聞く耳”を持っているんですね。
海帆:そうです!
住吉:大事だよね! 世界(で活躍されているアーティストなど)を見ても、そういうことって大切だなと感じます。
◆就職内定を断ってオーディションに参加!?
住吉:このコーナーではゲストから人生の転機を伺っているのですが、海帆さんはどんなことがありましたか?
海帆:それこそ、僕は「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で人生の転機を迎えました。
OCTPATH・海帆さん
住吉:そうだよね。ご自身にとってどういう転機でしたか?
海帆:明確な“夢”が見つかりました。(音楽は)好きなことの延長線上ではあったのですが、実際にファンの方が応援してくださって、現場でパフォーマンスをして、感動を与えられる“場”が今はあります。夢を目指す仲間たちと切磋琢磨して頑張っていく姿勢が、自分はすごく好きなんですよ。
住吉:うんうん。番組に参加する前は、どんなことをしたいと思っていたのですか?
海帆:就職活動をしていたんです。内定もいただいていました。
住吉:えっ!? 分野的にはどんなお仕事?
海帆:施工管理技士という、現場のマネージメントをおこなう仕事です。
住吉:へええ! 建築の分野がお好きなんですか?
海帆:はい。クリエイティブなことが好きですね。
住吉:クリエイティブという意味で、ご自身のなかでラップと建築が繋がっているんですね。
海帆:そうかもしれないです。
住吉:人生、何が起きるかわからないですねえ。オーディションを目指したきっかけは?
海帆:僕の大学の友だちが(オーディションに)出ることを勧めてくれたんです。
住吉:自分で探していたわけではないんですね。内定は(オーディション参加前に)丁寧にお断りしたんですね。
海帆:はい。隔離期間中にお断りしました。
住吉:スマホがあるからね(笑)。
◆“音楽と歌の力”を気付かせてくれた作品とは?
住吉:四谷さんの人生の転機は?
四谷:中学生の頃に友だちと、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年公開/佐藤健さん主演)を観たときです。それまでは、自分のなかでやりたいことが見つかっていなかったのですが、(音楽業界を舞台に描いた)その映画を観て「音楽とか自分で表現することは、こんなに人を元気にさせるんだ」って驚いたんですね。歌はもともと好きだったんですけど、映画を観てから「絶対に歌でやっていきたい!」と決意しましたね。
OCTPATH・四谷真佑さん
住吉:へええ! その映画のどんなところが、ご自身を感動させたのでしょうか?
四谷:音楽をやっているヒロインの子が失恋してしまうのですが、最後にその気持ちを歌にするんです。切ない歌なんですけど、その気持ちが中学生時代の僕にすごく伝わってきたんです。「うわあ、いいなあ」って思いましたね。
住吉:音楽と歌の力を気付かせてくれた作品なんですね。
四谷:そうですね。心の底から感動した初めての作品でした。
住吉:そうして今、歌を届ける立場になっていると。人生ってわからないものですね。
◆セカンドシングルを6月15日(水)にリリース!
住吉:OCTPATHのセカンドシングル「Perfect」が6月15日(水)にリリースされます。
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住吉:青空が広がる今日のような天気のいい日にぴったりの曲でした。今後は徐々にファンの前でパフォーマンスをする場面も増えてきそうですか?
四谷:はい。ファンのみなさんとお会いできると思うと、毎日の練習も頑張れます。僕たちが勇気を与えなきゃいけないのに、毎回元気と勇気をもらっていますね。
住吉:そういうのってお互い様なんですよね。練習はハードですか?
海帆:練習では毎回メニューを作るのですが、僕たちにはルーティンがあるんです。ストレッチとボイストレーニングをしてから、ダンスの基礎練習をします。僕も含めて未経験の人がいるので、メンバー全体の力を底上げしていくために、毎日メニューを組立てて細かく練習しています。
住吉:ちなみに、みんなで「こういうグループを目指そう!」といったことは共有されていますか?
四谷:8人がそれぞれ活躍をして、チームになることで爆発するっていう、グループのコンセプトがあるんです。個々で活動することで、みなさんから認知されると思いますし、それぞれの強みが活かされるのかなと思います。
住吉:なるほどね。みんなが同じではなく、それぞれが違うと。今日、お話をしてみて「いいグループだな」と思ったことがあるんですよ。お二人が横に並んで座ってくださっているのですが、どちらかが話すと横を向いて、相手のことをじっと見ているんです。お互いが「うんうん」とうなずいて、お話を聞き合っているんですよ。8人で話す場でも、こうやって真摯に聞いていらっしゃるんだろうなと感じました。
OCTPATH
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聴取期限 2022年6月21日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:
https://www.tfm.co.jp/bo/aky/