スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。人生に前向きになる力を与えてくれる“ことば”を大切にしている江原が、現代社会でさまざまな物事に直面している人たちに温かいメッセージを届けます。
今回の放送は、贅沢はしていないのにお金が貯まらない……という相談者からのメッセージを紹介。江原が“ことば”を届けました。
江原啓之
◆家計は夫が管理していますが…
「私は9つ上の夫と5歳の息子、もうすぐ1歳の娘の4人家族で、幸せに暮らしています。じゃあ相談なんてないんじゃないの? と思われると思いますが、聞いてみたいことがあり、江原さんならどんなふうに回答してくださるかなー? と興味もあります。
それはお金と御縁が薄いように感じていることです。家のお財布事情は夫が管理しています。“稼いだお金は頑張って稼いだ人のもの”という感覚が私にあり、家族を養う為に夫に稼いできてもらっているのだから、夫から“これ今月の生活費ね”と頂戴するのが筋ではないかと思っているのです。ですがお出かけの際のお会計でよくカードを使っているのが気になって、何カ月か家計簿をつけてみたところ、なんと我が家はギリギリのところで赤字運営だったのです。
今年のうちに娘を保育園に預けて、私も今より多く働くから少しは家計も良くなると思いますが、特に豪遊した覚えもないし、夫もお酒も飲めなければ、付き合いより家族のほうが好きという人で、贅沢なことは何もしていないと思うのです。でも貯めるまでのお金はない……。子どもたちにもいくらか残してあげたいのですが。何か金運につながる良いアドバイスなどお願い致します」
◆江原からの“ことば”
「“金運につながる”と言っていることが、まずダメ。ファジーなんです。ファジーだからお金に縁がない。あなたの言っていることは、良いようにも聞こえるけれど“自己憐憫”“責任転嫁”“依存心”です。知恵を使っていない。旦那さんにぶら下がって生きているだけ。あなたも働いているので、本当の依存心ではないけれど“金運につながる”という甘いことではダメ。
子どもを育てるのと同じで“心を鬼にして”という言葉がある。あなたのメールは、古風な人のように聞こえるけれど、私はそうは思わない。古風であるならば、例えば“もう少し余剰のお金をください”と夫に言って、お金をもらって貯めるんです。ヘソクリも自分の為ではなく、いざという時の為のヘソクリは、大我な愛だなと思うんです。“ただ夫に任せる”というのが“大我”ではない。
あなたも一緒に一生懸命働いているから良い人だとは思いますが、心を鬼にして、家族の為にやってみたほうがいい。甘えた“金運”なんてありません。“金運”には知恵がいるのです」
◆江原啓之 今夜の格言
「甘え合うことが夫婦ではありません」
「理解し合う学びこそが、夫婦の学びなのです」
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/