テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りしていきます。
今回の放送では満島真之介さんがゲストに登場。ここでは、「モーニングショー」でバスケットボール解説をおこなうようになった経緯について語ってくれました。
(左から)原千晶、満島真之介さん、玉川徹
◆「モーニングショー」のバスケ解説の反響は?
玉川:番組に来ていただくきっかけとなったのは、「モーニングショー」(テレビ朝日系)でのバスケ解説ですよ。僕はもう、あれは革命だったと思っています。
満島:本当ですか?
玉川:だって、国際的なスポーツ大会があったとして、翌日の情報番組に出るのは、その界隈のスポーツレジェンドしかいないっていう固定観念が今まであったんです。そんななかで満島さんが出てくれて「これはいいぞ!」と思いましたね。
そこから卓球のパーマ大佐とか、やり投げの照英さんとか、完全に横展開なんですよ。次のオリンピックではね、各局からオファーが来ますよ。どうしますか?
満島:実はもう来ているんですよ。
玉川:マジで!?
満島:でも、僕ら事務所チームとしては「モーニングショー」のみなさんに恩があるので、軽々しくいろんなところに出てバスケを語るわけにはいかないんですよ。
玉川:なんて嬉しいことを。
満島:「モーニングショー」という場でやることに意味があるというか、やりがいを感じている理由は、バスケを知らない人たちにも優しく伝えられる番組だからなんですよ。
玉川:僕も含めてね。
満島:バスケット番組だと、まずバスケ好きしか観ないじゃないですか。でも「モーニングショー」は、部活でやったことがない人、体育で少し触っただけの人にも「今日観てみようかな」と思ってもらえますし、「これって満島が言っていた動きだ」って感じ取ってもらえるんです。バスケを知らない人も巻き込んでいくのが、今のBリーグ(日本のプロバスケットボールリーグ)の目指す形につながるので、陰ながら応援したい気持ちでやっています。
◆満島のバスケ知識に玉川が驚愕
玉川:満島さんが「モーニングショー」になぜ出演していただけるようになったのか、ちゃんとしたストーリーがあるんですよね。
満島:まずきっかけは、「夢対決とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系列)という番組ですね。とんねるずのおふたりがずっとやっている番組で、たしか2021年頃だったかな。東京オリンピックで女子バスケが銀メダルを取ったんですよ。その年の年末に、「バスケをやってみないか?」ってタカさん(石橋貴明)から連絡があったんですよ。
玉川:なるほど。
満島:タカさんとノリさん(木梨憲武)にはデビュー当時からお世話になっていて、そのときに僕がバスケをやっていることを少し知っていたんだと思います。連絡が来たときに事務所と相談して出演することになりました。そうしたら、テレビ朝日のスポーツ局の方が、僕がバスケのことを語っていたり、選手と一緒にやっている姿を偶然見たそうなんです。
ちょうどその頃、「SLAM DUNK」が映画化されてバスケ熱が高まっていた時期でもありました。そこで「バスケを説明してほしい」とオファーをいただき、やってみることになりました。
「SLAM DUNK」の桜木や流川といったキャラクターを、八村塁選手や渡邊雄太選手らに当てはめて、今のバスケの状況や深掘りポイントを説明したんです。そうしたら長嶋一茂さんが気に入ってくれたらしくて、ワールドカップのときに「モーニングショー」でバスケを解説することになったんです。
玉川:そうなのよ!
原:ご存知だったんですか?
玉川:一茂さんが満島さんでやりたいと言ってくれたんです。最初は僕らも「え?」って感じだったんですけど、やっていただいたら「なんて面白いだ!」って思ったんですよ。たしか、スタジオで僕が満島さんに3回ぐらい「俳優さんですよね?」って聞いた記憶があります(笑)。
<番組概要>
番組名:ラジオのタマカワ
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週木曜 11:30~13:00
パーソナリティ:玉川徹、原千晶
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/tamakawa/
番組公式X:@radio_tamakawa