アイナ・ジ・エンドがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの『ほな、また』」。日々の他愛もない話から、日常で大切にしていることなどを、リスナーからのメッセージも交えながらまったりとトークするプログラムです。時に、自身の音楽や最近の活動、アイナ・ジ・エンドが今この人と話したいと思うゲストなども招いていきます。
1月10日(土)の放送では、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんと加藤隆志さんをお迎えして、1月9日に配信リリースされた"VS.シリーズ"第5弾楽曲「崖っぷちルビー(VS.アイナ・ジ・エンド)」のレコ-ディングを一緒に振り返っていきました。
(左から)加藤隆志さん、パーソナリティのアイナ・ジ・エンド、谷中敦さん
◆スカパラのトリビュート盤で初コラボ
アイナ:一緒に「VS」シリーズでやらせていただいた「崖っぷちルビー(VS.アイナ・ジ・エンド)」もそうなんですけど、実はスカパラの皆さんにはずいぶん前からいろいろとお世話になっております。
谷中:いやいや、こちらこそお世話になっています、本当に。
アイナ:今日はスカパラさんとの出会いから今日に至るまでのお話を、お二人としていきたいなと思っています。アイナ・ジ・エンドはBiSHというグループで2015年から2023年の6月まで活動しておりました。まず最初に一緒に音楽をやったのはこの年です。
2019年の3月! 東京スカパラダイスオーケストラさんの初のトリビュートアルバム『楽園十三景』にBiSHが参加。「カナリヤ鳴く空」を歌わせていただきました。ありがとうございます!
加藤:いろんなアーティストがスカパラのトリビュートをしてくれているなかで、BiSHが「カナリヤ鳴く空」をっていう話になったときに「これは楽しみだな」と思ってね。
谷中:そう。
加藤:アイナちゃんの歌声とすごく合うだろうなっていうのも思っていたので。でも、予想以上の出来で仕上がってきたので「さすがだな」っていう感じでした。
アイナ:ええ、良かったー。
谷中:めっちゃ良かったよね。
アイナ:「カナリヤ鳴く空」をチバユウスケさんと制作したときのことって、ふとした瞬間に思い出すこととかありますか?
谷中:チバくんと会ってこの曲を作るときって、ちょうど9.11のテロがあったころだったので、そういうこともあって大ショックを受けていたので、それで歌詞の中にもちょっと反戦っぽいモードが入っているんですけど。
アイナ:なるほど。
谷中敦:そんな話もチバくんとしたような覚えがあります。
谷中敦さん
◆「スカの流儀」にアイナもビックリ!
アイナ:続きましてですね、2021年の3月に東京スカパラダイスオーケストラさんがリリースされたアルバム『SKA=ALMIGHTY』に「JUMON feat.アイナ・ジ・エンド(BiSH)」で参加させていただいております。
加藤:これもちょっと異色な参加の仕方というか。スカって歌じゃない声みたいなのがすごく入っている曲が多くて。
谷中:ラップでもないやつね。
加藤:「チキ、チキ、チキ」とか言ったりとか。
谷中:ちょっとボイスパーカッションっぽい感じはあるよね。
加藤:そういうのをアイナちゃんにやってほしいなと思って。あとは呪文めいた歌詞をなんか入れてほしいなと思って。
谷中:ちょっとスポークンワーズというかリーディングしてもらったりね。
アイナ:これ衝撃でした、私(笑)。
加藤:「なんだこれ!?」みたいな(笑)。
アイナ:「スカパラさんがアイナと一緒に曲をやりたいって言ってくださってるよ、夢みたいだね」みたいなことを当時のマネージャーに言われて「マジっすか!?」「ついに!」みたいな。めっちゃ嬉しいんだけどとか思ってデモ曲を聴いてみたら「あれ、全然歌がこない!」って。「あれ、ずっとこれ?」みたいな。
谷中・加藤:(笑)
谷中:本当だよね、そうだよね。
加藤:そんな使い方ある? みたいなね。
アイナ:しかも、デモでは「イェイイェイイェイ、イェイイェイイェイ」とかはあったんですけど、この「ハッ、ハッ、ハッ」とかはやっぱなかったので、「イェイイェイイェイだけ歌いに行くんかな?」みたいな(笑)。
谷中:コーラスみたいに使おうとしている感じだもんね。申し訳ないね、本当に贅沢だよね。
アイナ:なんか、これをどうやってかっこよく歌うのか、どうやってアイナ・ジ・エンドは料理してくるのか、これは試されているのかと思って。
加藤: いやいやいや(笑)。ソロでアイナちゃんに歌ってもらうっていう、今回のように「崖っぷちルビー(VS.アイナ・ジ・エンド)」みたいな曲をやるアイデアもあったんだけど、まずはここでスカの流儀と言いますか。
僕らやっぱりインストゥルメンタルのバンドでもあるので。そこにアイナ・ジ・エンドという存在で入ってきてほしかったっていうのがあって。
谷中:ここに地固めがあったんだね! 今回の「崖っぷちルビー(VS.アイナ・ジ・エンド)」に至る道の地固め。
アイナ:よかったー。これがね、レコーディング史上一番楽しかったんですよ。アイナ・ジ・エンド、レコーディング史上一番楽しかった。
加藤:面白かったよね。
谷中:また今度やろうよ。
アイナ:ええ、やりたいです! 何が面白かったかって、スカパラのメンバーがガラス越しの向こうにほとんどみんないて。ちょっとできただけでみんな大拍手!「すごいよ! アイナちゃーん!」って。
加藤:すごいんだよね、うるさいぐらいね。
アイナ:谷中さんなんかは、ずっと超近いところでカメラとか撮ってくれて。
谷中:撮っとかなきゃと思ってね。ホームビデオを撮っているお父さんみたいだったもんね。
アイナ:本当にこんな愛のあるレコーディングってあるんだと思った。「あ、歌ってこうやって楽しんでもいいんだ」って改めて気づきがあって、そこは感謝しております。
加藤隆志さん
◆アイナとのコラボ決定に「待ってました!」
アイナ:そんなスカパラさんといろんなことを学ばせていただいたんですけど、ついに東京スカパラダイスオーケストラさんのVSシリーズ第5弾「崖っぷちルビー(VS.アイナ・ジ・エンド)」を配信リリースされましたー!
谷中・加藤:イエーイ!
加藤:満を持してね、ようやくって感じですよ。
アイナ:作詞は谷中敦さんとアイナ・ジ・エンド、作曲は沖祐市さんとアイナ・ジ・エンド、そして元BiSHのサウンドプロデューサー松隈ケンタさんとの共作となっております。
加藤:BiSHが解散して、すぐにでもアイナちゃんと作品を作りたいっていう気持ちもあったんですけど、結構忙しくなりましたよね、そこから。いろんな方とのコラボレーション作品も聴いていたし、こっちは「待ってました!」って感じだったので。
谷中:順番待ちみたいなね。
加藤:このタイミングで来たので「よしっ!」っていう感じで。とにかくやるなら、もう一生背負ってもらえるような曲を作りたいっていう気持ちで今回は臨みました。
アイナ:うわー、ありがとうございます。谷中さん、この曲の前の仮タイトル覚えていますか?
谷中:もちろんもちろん。「崖っぷち記念碑」ね。「崖っぷち記念日」じゃなくて、記念碑を崖っぷちに立てるっていうことでね。
アイナ:そう。そういう気持ちで聴いてもらったら曲の解釈がまた変わる気がして。ルビーと記念碑って全然違うじゃないですか。その辺の作詞のお話とかもちょっとお聞きしたいんですけど。
谷中:これは「プロフェッショナル 保険調査員・天音蓮」(フジテレビ系)のドラマスタッフ側から「真実」をテーマに書いてほしいって言われて。真実ってテーマは難しいんですよ。いろんな真実があるわけだけど、それに対してどういうふうに向き合っていこうかっていうところから考え始めたんですけどね。真実ってどういう意味を持つんだろうなと。
今って真実もどんどん上書きされちゃうし、嘘も上書きされてそっちが真実のようにもなってしまうし。だから私だけが知っているあなた、みたいなことが本当は真実なのに、そうじゃないことがどんどん拡散されていくわけじゃん。
だからお互いに知っていることなんて、実は世の中的には誰も知らない、みたいな。そういう真実がたくさんあるんだろうなっていうことを考え始めて。例えば「俺だけが知っているアイナちゃんの表情」とかっていうのを俺が持っているとしたら、その真実は世の中にはどこにも出ないわけですよ。
アイナ:なるほど。
谷中:それをお互いに持っているって考えたら、そういう絆もあるんじゃないかなっていうところで考え始めて。で、崖っぷちに立ったときに、実は崖っぷちから見下ろすといろんな人のもろさとかずるさとかも見えて、世界全体、人生全体、社会全体が見渡せるような気持ちになるときもあるんじゃないかなと思って。
崖っぷちだけに見晴らしがいいというか。そういう気持ちでそこに記念碑を立てるぐらいの、それこそが自分の宝になるというか、これから人生を渡っていくときの武器になるというか。そういう気持ちに繋がっていったらいいなと思って書いた歌詞ですね。
加藤:でも、やっぱり言葉の節々にアイナちゃんのイメージもすごくあって。
谷中:それは完全にそう。アイナちゃんの表情をずっと思い浮かべながら言葉を書いていきましたね。本当に完全に当て書きですよ。
アイナ:当て書き! やばー。宝物すぎます。
パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
3月18日(水)に東京スカパラダイスオーケストラのニューアルバム『SKA SHOWDOWN』がリリース予定です。詳しくは公式サイトをご確認ください。
東京スカパラダイスオーケストラ「崖っぷちルビー(VS.アイナ・ジ・エンド)」
----------------------------------------------------
この日の放送をradikoタイムフリーで聴く
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜18:00~18:30
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm