フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
8月1日(金)の放送は、「実家の思い出づくり」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
15歳まで暮らしていた実家を売却することになりました。祖父母が亡くなって以降は空き家になっていましたが、近くに住む父たちがこれまで管理してくれていました。今月の帰省で、実家を見納めしてくる予定です。
生まれ育った家なので思い出もたくさんあり、写真や動画を残そうとは思っています。みなさまはご実家を手放す際、どんな思い出づくりをされましたか?「こうしておいて良かった」「これはやっておけば良かった」といったエピソードがあれば、ぜひ参考にさせていただきたいです。(千葉県 40代後半 会社員)
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近年、親が住んでいた家を整理・処分する「実家じまい」が話題になっています。パーソナリティの住吉は「番組でも、誰も住んでいない実家を片付ける話をシェアしたばかりです。興味をお持ちの方、まさに今進行中の方がたくさんいらっしゃると思います」とコメント。
住吉自身、父と母が暮らしていた家を手放した際に「やっておけば良かった」と思ったことは“日常の記録”だったと言います。
「手放すと決めたとき、動画とか写真を撮っておけば良かったと思いました。普段の暮らしをもっと記録すれば良かったなと思いますね」とコメントし、その他のリスナーにアドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆実家の土地の“土”を再利用
昨年、父方の叔母の家を整理しました。その際、父がその家の建っていた土地の土を少し持ち帰りました。今では、ベランダに並ぶ観葉植物の土に混ぜて使っています。
父いわく「少しでも、あの場所を思い出したり、偲ぶことにつながるから」とのこと。ただ、植物によっては合わない場合もあるかと思うので、その点はご注意くださいね。(神奈川県 40代前半 女性 会社員)
◆かつての家族写真と同じ構図で撮影
父の田舎で、祖父と伯父が経営していた工場を手放すことになったときの話です。祖父はすでに亡くなっていましたが、祖母・父・伯父で「昔、父と伯父が子どもの頃に撮った写真」と同じ構図で新たに写真を撮りました。
色あせた昔の写真と現在の写真を見比べて、「みんなじじばばになったね」と懐かしんでいました。建物の写真だけでなく、人が写っているのもとても良かったと思います。その数年後、祖母も亡くなりましたが、この写真は今でも親族にとって大切な宝物になっています。(埼玉県 40代前半 女性 会社員)
◆実家の素材を家具にしてみる
父の実家仕舞いは、福島の広大な土地にあった家でした。平屋でしたがとにかく広くて、歴史ある古い建物でした。なかでも、梁(はり)は立派で、親戚の叔父がその梁を使ってテーブルを作ってくれたんです。
今では建物は跡形もなくなりましたが、テーブルという形で残ったのは本当に良かったと思っています。そのテーブル今も現役で、毎日活躍していますよ!(東京都 50代後半 男性 会社員)
◆実家を“ミニチュア”にできる業者がある
ご実家を売却されると聞いて、ひとつご提案です。「ミニチュアで残す」のはいかがでしょうか?
詳細な写真を持参すると、部屋のなかまでリアルに再現してくれる業者もありますよ!(東京都 60代前半 男性 会社員)
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM