俳優、シンガーソングライターの宮世琉弥(みやせ・りゅうび)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 宮世LOCKS!」(毎週水曜23:08頃~)。4月2日(水)の放送では、2年目を迎える宮世LOCKS!で今後やりたいことを語り、みんなが“美しい”と思う感性を学んでいく「美」の授業(放送)をおこないました。
パーソナリティの宮世琉弥
宮世:はじめましての生徒(リスナー)もいるかもしれませんので、改めて説明します! 僕がSCHOOL OF LOCK!で担当している科目は「美術」です。生徒のみんなも学校で美術の授業はあると思いますけど、僕のクラスはアートのほうの美術ではなく、生徒のみんなが美しいと思うものやこと、美の概念、美学についてなど、みんなが“美しい”と思うその感性を学んでいく「美」の授業です! ということで、今夜も宮世LOCKS!のスタンダード授業「美術」の授業をおこないます!
<リスナーからのメッセージ>
僕が思う「美」は“天気”です。陽の光や雲によって毎日いろいろな表情を出してくれて、頼りなくて消えてしまいそうな、美しいものだなと思います。晴れ、曇り、雨、雪など季節によって変わるのがすごくいいと思います。
天気は視覚と聴覚の2つから「美」が感じられると思いませんか? 琉弥先生はどの天気が好きですか? 僕は、しとしとと降っている雨が好きです。(14歳)
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宮世:14歳の男の子からこの言葉が聞けるの? 深すぎるな、すごいな! しとしとと降る雨っていいですよね。何もない日だったらめちゃくちゃ心地よい音で、僕は好きです。
天気ってすべてが理にかなっているというか、晴れの日が続くと乾燥もするし、雨がその乾燥を保湿してくれるし、それで湿気が溜まりすぎてもあれだから、晴れでまた回復するし、みたいな。夏だと暑すぎるなと思ったらいいところで雲が来るしね。たしかに、天気は美ですよ!
<リスナーからのメッセージ>
私の思う「美」は“校舎”です。私の学校は昨年、校舎が新しくなりました。旧校舎はドアや窓枠、床や壁はほとんど木でした。窓枠には誰かの名前や相合傘が彫られていたり、天井には誰かが開けた穴がありました。
前の校舎で過ごしていたときはなんとも思っていなかったけれど、今考えてみると「古さ」にもよさがあるなと思います。旧校舎は取り壊されてしまっているので、校舎があるうちにもっと味わっておけばよかったと後悔しています。新校舎にも同じように歴史が刻まれていってほしいなと思っています!(15歳)
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宮世:僕の場合、取り壊されて新しい校舎になるとき、仮設学校みたいなので過ごしていた時期があって。新しくなった新築の学校も嬉しかったんですけど、前の校舎で授業をしていた人たちの机だったりを見ると、すごく楽しかったし、美しいなと思っていました。その気持ち、わかりますよ。
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/