山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、ガールズバンド・Gacharic Spin(ガチャリックスピン)のマイクパフォーマー・アンジェリーナ1/3さんが登場! 自身のソロプロジェクト・ailly(アイリー)について伺いました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、アンジェリーナ1/3さん
◆アンジーの歌詞にれなちも共感
れなち:アンジー(アンジェリーナ1/3さんの愛称)は、ソロプロジェクト・aillyとして、9月17日(水)にファーストシングル「Radiory」を配信リリースしました。おめでとうございます!
アンジー:ありがとうございます!
れなち:どういうきっかけで話が進んでいったのですか?
アンジー:バンド(Gacharic Spin)に加入して6年が経ったんですけど、私にとって、Gacharic Spinのアンジェリーナ1/3として声を出すことが何よりの正義だと思っていて、「私はGacharic Spinのためにラジオをやっています。ソロ活動しています」ってずっと言ってきたから、ソロプロジェクトをスタートするときは葛藤もあったんですよ。
れなち:確かに“バンドのファンやメンバーがどう思うかな?”とか。
アンジー:そうなんですよ。「言っていることとやっていることが違うじゃん!」ってなるのはイヤだなと思いながら……でも、周りのスタッフも「バンドじゃないaillyとして、言葉の届け方が絶対にできるはずだから」って言ってくれたりして。
あとは、6年のなかで、自分の言葉に責任を持ってラジオをやらせてもらったり、歌詞を綴らせてもらうことが、自分のなかで大きくなったのもあって、ソロとバンドを同時に走らせても納得のいくタイミングが今だったんですよね。それこそ、ソロ活動に対して賛否両論は絶対にあるし、今でも「バンドはどうするんだよ」と言ってくる人はいるけど“音楽で黙らせてやろう!”と思って(笑)。
れなち:ハハハ(笑)。
アンジー:やっぱり、やっていく先でしか人は理解してくれないし、ついてきてもくれないと思うから、あとはやるしかない。結果を出していくことが大事かなと思っています!
れなち:アンジーは自分の人生を自分で掘削していく意識があるというか、今回の歌詞も「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)の教頭をやっているからこそというか、その背景がないと、この歌詞を背負って歌うことはできないと思って。
アンジー:教頭になって10月で1年が経つんですよ。今も手探りだけど、就任した頃よりは自分の気持ちが確立した状態で、生徒(「SCHOOL OF LOCK!」内でのリスナーの呼称)と向き合えている気がしているから、れなちにそう言ってもらえるのはうれしい!
れなち:細かいところでめちゃくちゃ悩んだんだろうなっていうのが浮かんでくる。
アンジー:私自身、不登校だった時期やしんどかった時期があって、大人がいろいろ声をかけてくれたんですけど、当時は入ってこなかったんですよ。
れなち:優しさで声をかけてくれているのはわかっているけど……。
アンジー:そう、その言葉が無責任に感じたりして……。だから“自分がかけてもらいたかった言葉を歌詞にしよう”という想いが大きかったです。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈