山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。4月6日(木)の放送では、スチャダラパーのANIさんをゲストに迎え、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、ANIさん
◆最近のラッパーはラップが上手すぎる!?
結成して30年以上となるスチャダラパーについて、れなちが「いい意味で力が抜けていると言いますか。それが、ご本人からも音楽からも伝わってきます。その“いい脱力感で取り組む秘訣”みたいなものってありますか?」と質問します。
これにANIさんは「目標がないからですかね(笑)。普通、デビューしたからには“(日本)武道館でやりたい”“ドームでやりたい”みたいな目標があったりしますけど、僕らは最初からそういう目標はないです」とさらっと言ってのけると、れなちは「素敵! 最高だと思います!」と羨望の眼差しを送ります。
現在は日本の音楽シーンにヒップホップが定着していますが、スチャダラパーといえばその草分け的存在です。ANIさんは当初から“日本語でラップを”という思いが強かったそうで、「(ヒップホップは)外国から来たものというイメージがありますけど、やっぱり、自分がしゃべっている言葉でやりたいっていう思いはありましたね」と振り返ります。
一方で、最近は新しいラッパーが続々と生まれていますが、彼らに対して「みんな全然うまいなと(笑)。テクニックがすごく上がっていると思います」とベタ褒め。また、うまくなった要因としては、「(ラップを)やる人が増えたっていうのもあるんじゃないですかね」と裾野が広がったことを挙げます。
また、れなちがどうやってラップを作っているのか聞いてみると、ANIさんは「“曲を作ろう”と思わないと、全然浮かばないです(笑)。何かひとつフレーズが出てきたら、曲を流しながら、そのフレーズに向かって考えたり、他のことをしてみたり。それこそ、ゲームをしてみたり、体を動かしたり(しながら制作する)」と明かします。
◆30年以上活動しているとマンネリ化が…!?
スチャダラパーの新曲「リンネリンネリンネ feat. ロボ宙 & LUVRAW」が4月5日(水)に配信リリースされました。今回の楽曲について、ANIさんは「30年ぐらい活動していると、“やっていることがずっと一緒だな”“ずっと同じことを繰り返しているな”みたいな気分になってくるんですよ」と意外な事実を吐露。
そして、「(フィーチャリングした)ロボ宙も30年以上の付き合いがあって、またロボ宙と作っているのかとか、(メンバー)3人でどうしようとか言っているのも、懐かしさとかもなく“またこれか……”みたいな(笑)。だけど、そんな感じを曲にしたら面白いんじゃないかと思って(この曲を)作ってみました」と話していました。
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聴取期限 2023年4月14日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/