山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。11月17日(月)の放送は、声優・アーティストの花澤香菜さんが登場! ここでは、花澤さんが主人公・シャオヘイ役を務めている現在公開中の映画「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」について伺いました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、花澤香菜さん
◆“猫の鳴き声”も担当
れなち:花澤さんは、現在公開中の映画「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」の日本語吹替版で、主人公の黒猫の妖精・シャオヘイの声を務めていらっしゃいます。この作品は5年ぶりの続編なんですよね?
花澤:そうなんですよ。日本でも本当に人気があったので“待望の新作”っていう感じですね。
れなち:こちらは中国の作品で、シャオヘイの猫の鳴き声も(花澤さんが)やられている?
花澤:そう!
れなち:(言葉で)しゃべっているときと使い分けている感じですか?
花澤:そうですね。ただ、実際の猫の声が使われているところもあるので、その差がないようにやりました。
れなち:本当に凄いです。作品を観たときに、シャオヘイの相手のことをまっすぐ見ている感じが、かわいくて癒やされるなって感じます。
花澤:本当だよね。1作目から2年後の話なんですけど、自分の意思がちょっとずつ固まっていっているというか。今までは、自己主張してもちょっとわがままに聞こえていたところも、今回は「僕はこう思うんだ」って、しっかり提示できるようになっていて、そこが「すごく成長したな」って。
れなち:そのキャラクターの素敵さっていうのもあるんですけど、この作品は風景がめっちゃきれいで!
花澤:いいよね!
れなち:海の感じとか、街並みも「全部きれい!」みたいな。
花澤:そうなんだよね。もちろん中国っぽさもあるんだけど、アニメの表現として、日本のアニメもリスペクトしてくれているのかなっていう懐かしさもちょっとあったりして、観ていてすごく心地良いんだよね。
◆“言語が異なる作品”での役作り
れなち:今回の役作りは、どうやっておこなっていったのですか?
花澤:原音のお芝居がすごく素敵だから、それを頼りにやっているのはあるかな。ただ中国語って子音が多くて、結構チャキチャキしゃべるんだよね。それを日本語にしたときに、どうしても滑らかになってしまうから……。
れなち:言語の差がありますね。
花澤:そうなんだよ。だから、あのシャオヘイのやんちゃ加減を“どうやって出そうかな?”って考えながらやっていましたね。
れなち:言語が違う(作品)っていうのは、今までもありました?
花澤:洋画の吹き替えとかも経験しているけど、その度に「難しいな」って思う。
れなち:確かに、英語から日本語はありそうだけど、中国語から日本語もなかなか……。
花澤:洋画だと文化が全然違うし、表現の仕方も違うじゃん?
れなち:なんかちょっと、もともと日本語をしゃべっている人が英語で話すときも性格が変わるっていう。
花澤:自分の普段の出力よりも全然出さないと(映像と声が)合わないんだよね。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈