ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。
全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。
2月の特別講師は、教育系YouTuber「ヨビノリたくみ」さんです。この記事では2月7日(金)の放送内容を紹介します。
(左から)こもり校長、ヨビノリたくみさん、アンジー教頭
ヨビノリたくみさんは東京大学大学院修士課程修了。博士課程進学とともに6年続けた予備校講師を辞め、科学のアウトリーチ活動の一環としてYouTubeチャンネル「予備校のノリで学ぶ『大学の数学・物理』」(略称:ヨビノリ)を開設。学生時代は理論物理学を専攻しており、学部では「物理化学」を、大学院では「生物物理」を研究しました。
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たくみ先生:受験生のみなさん、こんばんは! 普段は“予備校のノリ”で“ヨビノリ”というYouTubeをやっています。眠れる力を“ヨビ”起こし、受験を“ノリ”越えていく!
こもり校長:改めて、昨年度はお世話になりました。安心感が相当ありますので、よろしくお願いします! ちなみに、受験生時代の2月前半というのは、どういう毎日を過ごしていたか覚えていらっしゃいますか?
たくみ先生:大学受験のとき、2月の前半は私立の入試が始まっていたので、まさに“本番真っ只中”って感じでした。
こもり校長:すごく慌ただしくなりますよね。共通テストが終わったかと思えば本番もやってくるこの時期。どう気持ちを切り替えていけばいいのか悩む生徒もいれば、そもそもでスイッチが切れちゃっている人もいたりもします。いろんな気持ちで今を迎えている生徒がいると思いますので、受験生のためになにとぞよろしくお願いします!
――ここでリスナーに電話をつなぐ。
アンジー教頭:まずは宣言を聞かせてください!
リスナー:ずっと憧れだった志望校に合格できるように頑張っています! 中途半端だった私が全力で勉強しているので、応援してほしいです!
こもり校長:こっちからすれば、勉強してることに関してはもう全力応援だよ!
たくみ先生:かっこいいわ!
こもり校長:学校の本番はあとどれぐらい先の話?
リスナー:2月21日(金)です。
こもり校長:もう本当にラストスパートって感じだね。中途半端っていうのはどういうことなの?
リスナー:定期テストで手を抜いちゃったりして、終わったあとに「もっとできたな」と後悔することがすごく多いです。
たくみ先生:「定期テストで頑張れなかった」と思うのはすごいことですよ。そこに後悔があるって真面目だなと思いますし、強いなと感じます。
こもり校長:勉強は一生懸命頑張っているとは思うけど、どんな感じ?
リスナー:何とも言えないです(笑)。
たくみ先生:本番が近すぎるとそうなっちゃうんですよね(笑)。
こもり校長:模試の結果はどうだったの? 今の自分の実力と、その高校の判定は?
リスナー:最初に受けた模試だけ、S判定だったんですよ。だけど、そのあとからはずっとBで。1月に受けた模試もBでした。ヤバいなと思っています。
こもり校長:ずっとSが続くに越したことはないけど、判定が落ちていくなかでも勉強を頑張り続けられているのなら、そこまでヤバいことじゃないのかなと思う。
たくみ先生:B判定に届かないなか、同じ高校を受ける子たちもいっぱいいますからね。この時期は、その判定に自信を持って挑むのが一番いいと思います。
こもり校長:勉強はどれぐらいやっている?
リスナー:最近は4~5時間ぐらいです。
こもり校長:それでも、何が不安なの? 自分のなかでは、今までやったことない勉強に向き合えているわけじゃない。
リスナー:やっぱり、模試の結果を見ちゃうと(不安)。両親はすごく優しいんですけど、やっぱり落ちて欲しくないから、(志望校のランクを)下げたほうがいいんじゃないかと言われるようになっちゃって。どうしようかなって思っています。行きたい気持ちはめちゃくちゃあるんですけど、最近は「変えたほうがいいのかな?」となっちゃっています。
たくみ先生:僕はずっと塾の先生とか予備校の先生をやっていたのですが、直前期に志望校を下げるのは、あまりオススメしません。ただ、親の気持ちもすごくわかります。「落ち込む姿は見たくない」という、優しい気持ちなんですけどね。
今って4~5時間勉強を頑張れているじゃないですか。それってきっと、自分が思い描く理想の高校生活に向けて頑張れていると思うんですよ。だから、もし志望校を下げた場合、同じ気持ちで4~5時間頑張れるのかなとは思いますね。個人的には、そのまま頑張ってほしいなと思っちゃいます。
こもり校長:しかもね、今までテストとかでも妥協して後悔してきたっていう経験があるよね。俺的には、ここで志望校を変えてしまったら、たぶん合格しても後悔すると思う。「頑張っていたら行きたかったところに行けたんじゃないかな」と後悔する気がするから、頑張り続けたほうがいいと思うな。もし、他の高校に行くって選択肢を取るなら、行きたい高校はあるの?
リスナー:一応、第2志望の高校があって、そこも設備は綺麗だったんですけど……やっぱり第1志望がいいなって思います。
アンジー教頭:その気持ちを大事にしたほうがいいよ。絶対に。
こもり校長:そうだよね。「乗り越えられるように頑張る」とシフトチェンジしたほうがいい気がします。
たくみ先生:そう思いますね。
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2月7日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年2月15日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/