モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、5月13日(月)~5月17日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆職場に苦手な人いる「83%」
Webメディア「Hint-Pot」と「Yahoo!ニュース」は、全国の10~60代以上のYahoo! JAPANユーザーを対象にアンケート調査を実施。「職場に『苦手な人』『なんとなく苦手な人』はいますか?」との質問に、「いる」と答えた人は83%。多くの人が苦手な人と一緒に働いていることが分かりました。
この結果を受けて、ユージは「得意な人ばかりじゃないでしょ、そりゃあそうですよ。(職場だけでなく)学校だってそうじゃん。みんな好きなわけじゃないでしょ、別に」と納得の様子。
吉田から「学校だと仲のいい気が合う子でかたまることができるけど、仕事となると、ちょっと苦手な人でも一緒にやらなければならないときもある」との指摘に、ユージも「学校は学びに行く場所だから、最悪友達としゃべらなくても過ごせるけど、仕事は1人でできないことがたくさんあるから、(苦手で)嫌な上司であっても会話をしなきゃいけないこともあるし。でも、約8割が苦手な人と働いていると思うと“自分だけじゃない”と思えていいかも」と同意していました。
◆願書のAI使用に判定システムが登場も、誤判定される確率「5%」
予備校の河合塾が、大学の総合型選抜(=旧AO入試)などで高校生が提出した「願書」や「志望理由書」に生成AIが使用されていないかどうかを判定するシステムを開発しました。
気になる判定システムの正確性については、500~1,000文字以上の文章ならかなり高い精度で判断できるそうですが、誤判定される確率も5%ほどあるということです。
このトピックに、ユージは「間違って判定してしまう確率5%を多いと思うか、許容範囲かというと、僕はちょっと多いかなと思う。本来、(誤判定は)ゼロでなくちゃいけない。自分で努力して書いた文章なのに、稀に5%の確率で『生成AIで作った文章です』と判定されたら困るよね」と率直な感想を述べていました。
◆ChatGPTの最新モデル 「0.3秒」で応答
アメリカのOpenAIは5月13日(月)、対話型AI「ChatGPT」の基盤となる言語モデルの最新版「GPT-4o」を発表しました。最新版では、性能が向上して高速化し、音声でスムーズに対話できるのが特徴ということです。
「読売新聞オンライン」によると、従来のモデルでは音声による回答に3~5秒かかっていましたが、「GPT-4o」では、人間とほぼ同じ0.3秒で応答できるそうで、ユージは「0.3秒で応答!? 1秒でもすごいと思うけど、技術はそこまで進んだの? 僕よりも絶対に速いよ」と驚いていました。
◆村上宗隆選手、史上最年少でホームラン「200号」
プロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆(むらかみ・むねたか)選手が、5月15日(水)におこなわれた広島東洋カープ戦で史上最年少の24歳3ヵ月で通算200号ホームランを達成。これまでの最年少記録は、1992年に西武ライオンズ(現:埼玉西武ライオンズ)の清原和博さんがマークした24歳10ヵ月でした。
ユージは「僕は野球少年だった時代もあるので、当時の清原さんといえば、スーパースター。その清原さんの記録を32年ぶりに記録更新とは……グレート!」と村上選手の偉業を称えていました。
◆2023年の北半球 「過去2,000年」で最も暑い夏だった
イギリスの総合科学学術雑誌「Nature(ネイチャー)」に掲載された論文によると、1850年の観測開始以来であることは既に判明していたものの、2023年の暑さは、樹木の年輪分析を通じた気温データに基づいても比類ないものだったと記されています。
また、ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学の研究者らは、北半球各地から集められた木の年輪データを分析し、1世紀から1850年までの世界気温を推計。その結果、この期間に北半球で最も暑かったのは246年の夏だったと判明。しかし、2023年夏の平均気温はこれよりも高く、少なくとも0.5度以上暑かったことが分かりました。
ユージは、「ちょっと待って……(1世紀から1850年までの間で)、一番暑かったのは246年? そんなことが年輪を見て分かるの!?すごいね!」と驚きの声を上げていました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世