モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、1月6日(月)~1月10日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆ECサイトで個人情報流出 昨年8月以降「33万件」超え
企業や団体のオンラインストアなど、ECサイトがサイバー攻撃に遭い、個人情報が流出する被害が相次いでいます。昨年8月以降、少なくとも7つの企業・団体が、合わせて33万件を超える漏えいの疑いを発表しました。
これを受けて、ユージは「SNSやネットの時代になっているので、企業側もセキュリティとかに、今後はお金をもっとかけなきゃいけなくなっちゃうかもしれない」とコメントしていました。
◆初競りマグロ「2億700万円」 史上2番目の高値
東京の豊洲市場で1月5日(日)、新年恒例の初競りがおこなわれ、青森県大間産の276キロのクロマグロが最高値の2億700万円で競り落とされました。値段は去年のおよそ2倍で史上2番目の高値となり、大間産が14年連続で最も高額な「一番マグロ」となりました。
このトピックに、ユージは「すごすぎる……」と驚きの声。「初競りのマグロの値段は、今年の景気、街角景気のバロメーターとしても有名だよね」と話していました。
◆建築物の世界のCO2排出量「37%」
政府が、建物の建築、運用、解体のあいだに出される二酸化炭素(CO2)の量、建築物「生涯CO2」の算出を、建築主や建設業者に求める制度の検討に入りました。環境に与えるCO2の排出量を可視化することで、建築関係の脱炭素化を図る狙いがあるということです。
IEA(国際エネルギー機関)の報告によると、建築業のCO2排出量は世界の全体の37%を占めています。国内でも全体のおよそ4割を占めており、建設業が日本と世界の環境負荷の大きな要因となっていることが見て取れます。
建設業に携わる友人がたくさんいるというユージは「最近は、どの企業もCO2をどう抑えていくかっていうことを明確に言っています。デベロッパーから各建設業の方々まで、CO2排出量をいかに減らせるか真剣に取り組んでいるので、今後はそれが開示されるという可能性もあるということで、大事な意識付けだと思います」と感想を口にしていました。
◆インフルエンザの患者数 「1999年以降」で最多
厚生労働省は、2024年12月23日(月)~29日(日)のインフルエンザ発生状況を発表。この1週間における定点医療機関からの報告数は31万7,812人で、今シーズン初めて30万人を超えました。1医療機関当たり64.39人で、前の週の42.66人より大幅に増加。現在の方法で統計を取り始めた1999年4月以降、最も多くなっています。
ユージは、家族でのスキー旅行で母親と会う予定だったものの、母親がインフルエンザにかかってしまい会えずじまいになってしまったそう。「本当に(インフルエンザが)流行っていますから気をつけていただきたいです。感染対策として、よく言われていることですが、手洗い、うがい、あとマスクもできればしたほうがいいという話もあります。自分ができる対策を皆さんしっかりとやってください」と呼びかけていました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世