放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し、勝手に企画を提案していくTOKYO FMのラジオ番組「空想メディア」。3月19日(日)の放送では、神田愛花さんが登場。ここでは「NHK」時代のエピソードや神田さんがMCをつとめる「ぽかぽか」(フジテレビ系)での失敗談を語りました。
(左から)高須光聖、神田愛花さん
◆漢字の苦手意識は抜けない!?
高須:NHKには何年在籍されたんですか?
神田:丸9年おりました。
高須:資料を見たんですけど、新人アナウンサーが初めてニュースを読む“初鳴き”と呼ばれるのが、同期のなかで一番遅かったそうですね?
神田:遅かったです。基礎がなかったのでニュースを読めなかったですし、漢字も読めなかったんです。なので、漢字ドリルを……。
高須:えっ!? 入ってから?
神田:そうです。入って2ヵ月ほど東京で研修があり、6月から初任地の福岡に着任するんですけど、そこで50歳ぐらいの大先輩が毎日、ラジオブースで漢字ドリルを使って私に教えてくださいました。まずは、中学1年生ぐらいのレベルから始めたんですけど、中3レベルぐらいで先輩が根を上げてしまって「1人でやってくれ」と……。
高須:ええっ(笑)。
神田:子どもの頃から本をほとんど読んでこなかったんですよ。語彙力もないし。
高須:それは、練習すると読めるようになってくるものなんですか?
神田:読み方は上手になりますけど、“漢字が苦手”っていうのは幼少期からのものなので。
高須:毛嫌いをしちゃうんですか?
神田:パニックになるんですよ。“本店”と“本社”を間違えるとか、読み間違えの域じゃないですよね。字が入ってこないんです。
高須:苦手意識があるから余計にですよね。
神田:この前「ぽかぽか」(フジテレビ系)でやっちゃったのは、クイズの途中でCMが入ったんですけど、(CM前に)「正解はコマーシャルのあと」という手書きのカンペが出たんですね。でも、先に“コマーシャル”が目に入ってしまって「コマーシャルは正解のあと」って言っちゃったんですよ。
高須:それはひどい(笑)。(カンペでは)そんなことを言っていないですからね。周りからすると“面白いことを言おうとしているのかな?”っていう空気になりません?
神田:なっちゃいます。間違えるわけがないですから。
高須:しかも、元NHKアナウンサーですから。
神田:でも、間違えるんです(笑)。
高須:真剣なのに“笑いが欲しかったのかな”って思われるのは嫌ですよね。
神田:そう思われる方もいると思うんですよね。なので、そことの戦いではあります。
高須:じゃあ、フリーアナウンサーという肩書きにしないほうがいいんじゃないですか?
神田:いやいや! 無理です(笑)。私はフリーアナウンサーにしがみつかないと。スーパーな女性タレントさんたちのなかに、同じタレントっていう肩書きでは戦えません。
高須:面白いですね(笑)。
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<番組概要>
番組名:空想メディア
放送日時:毎週日曜 25:00~25:29
パーソナリティ:高須光聖
番組公式Facebook:
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