「上質な音楽を、じっくり味わう。」をテーマにTOKYO FMで放送中の生ワイド番組『THE TRAD』(毎週月曜~木曜15:00~16:50/月・火:稲垣吾郎、山本里菜 水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、中川絵美里)。各音楽ジャンルに秀でたマイスターたちとともに、本質的で流行に左右されない、上質な音楽と趣味の話題をお届けする音楽番組です。
今回の放送では、バーチャルYouTuber(VTuber)の加賀美ハヤト(かがみ・はやと)さんがゲストに登場!ここでは、音楽活動を始めた経緯や11月5日(水)にリリースした1st Mini Album『ULTIMATE CITY』について語りました。
(左から)中川絵美里、加賀美ハヤトさん、ハマ・オカモト
加賀美さんは、VTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」に所属するYouTube登録者数92万人超、Xフォロワー数97万人超の大人気ライバー。玩具会社「加賀美インダストリアル」の若き社長で、自社玩具のPRのため自らライバーとしてデビューしました。
◆歌は“自分の名刺”
中川:加賀美さんは、歌も歌うライバーさんでいらっしゃるということで。
加賀美:はい、僭越ながら(笑)。
ハマ:率直に聞くのもあれですが、音楽はお好きですか?
加賀美:好きですね! あと、自分が「にじさんじ」のライバーとしてデビューした段階で、たしか既に70~80人いたんですよ。
中川: へえ!
加賀美:そのなかで、自分の名刺になるようなものは何だろうと思ったときに「歌かな?」ということで。そのタイミングで、自分の曲をひっさげて配信させていただいたところからですかね。
ハマ:もともと自分で(曲を)作られたりしていたのですか?
加賀美:一応そういうこともやっていました。
ハマ:なるほど、そこをライバーの活動に紐づけて。
加賀美:はい。加賀美ハヤトの自己紹介みたいなものとしては、やっぱり、歌が伝わりやすいかなというのもございまして。世の中に刺すナイフ兼名刺みたいな感じで歌わせていただいたら、自分が想像していた以上に好評いただいて、今も続いている形ですかね。
ハマ:では、この話の流れで1曲ご紹介いただけますか?
中川:ぜひ、社長から曲紹介をお願いいたします。
加賀美:かしこまりました、お聴きいただければ幸いでございます。加賀美ハヤトで「キャリィ」。
――ということで「キャリィ」(加賀美ハヤト)をオンエア♪
ハマ:(楽曲がオンエアされているあいだ)Xがにぎわっておりまして。
加賀美:本当ですか(笑)。
ハマ:「初めて聴きましたが、今ラジオに出ている社長の物腰(の柔らかさ)からは想像つかない曲調です」といった感想もいただいております(笑)。
加賀美:(笑)。
ハマ:僕も思いました。社長の曲紹介がすごく丁寧だったので、そこからのギャップみたいなのは感じますよね。
◆“1人でやる意味”を突き詰めた作品に
中川:加賀美さんは、11月5日(水)に1st Mini Album『ULTIMATE CITY』をリリースされました。
ハマ:これまでシングル作品はあったなかで、今回が初めてのアルバムということでいいんですかね?
加賀美:そうですね。いわゆるコンピレーション作品みたいなものに参加したり、事務所のなかで「ROF-MAO(ろふまお)」っていうグループを組んでいまして、ROF-MAOで音源を出すことは結構あったんですけど、ソロでミニアルバムっていうのは今回初めてです。
ハマ:作品を作るにあたって「どんなものにしよう?」みたいな構想はありましたか?
加賀美:やっぱり「自分1人でやる意味」みたいなものは突き詰めたいなと思っていて。グループで音楽をやるときも、いろんな幅でやってはいるんですけど、自分1人でやるなら、やっぱり、好きなものだけをさらに詰めてみようかな、みたいな気持ちでなるべく作ったような感じでしたね。
ハマ:そう伺うと、(音楽の)ルーツ的にはメタルだったり、結構激しめのジャンルがお好きだったのですか?
加賀美:はい、ラウドロックは結構好きで。
ハマ:へえ!
加賀美:入り口はホルモン(マキシマム ザ ホルモン)さんだったり、DIR EN GREY(ディル アン グレイ)さんだったりなんですけど、今回のアルバムのなかでもDIR EN GREYさんの「予感」をカバーさせていただいたりしています(※初回生産限定盤Bのみ収録)。
<番組概要>
番組名:THE TRAD
放送日時:月~木 15:00~16:50
パーソナリティ:月・火:稲垣吾郎、山本里菜 水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO‘S)、中川絵美里