スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。人生に前向きになる力を与えてくれる“ことば”を大切にしている江原が、現代社会でさまざまな物事に直面している人たちに温かいメッセージを届けます。今回の放送は、リスナーから届いた「ちょっとスピリチュアルなメール」「不思議な夢のメール」を紹介しました。
江原啓之
◆亡くなった祖父が会いにきたのでしょうか…?
モヤモヤしていることがあってメールしました。それは「川の石」についてです。
「石にはいろいろなものが憑いているので持ち帰ったらダメ」と教えてもらったことがあります。うちの旦那はスピリチュアルなことをまったく信じない性格で、川の石をよく拾ってきます。先日、人の顔くらいある石に、大きなネジを差し込んで細工しているものを持ち帰ってきました。ただ、細工をしたのは旦那自身で「船の重りに使った」と言っていました。
「こんなことをしていいの!?」「絶対に石に呪われそう!」と思った1ヵ月後くらいに、旦那が川で小石を拾おうとして少し屈んだ瞬間、ぎっくり腰になってしまいました。私は、「やはりこれは石からのメッセージに違いない……」って思わずにはいられませんでした。
その後、旦那は仕事の面でも「八方塞がりだ」と、よくこぼしています。また、つい先日、子どもが床の間の天井を見上げて「お化け!!」と言っていたこともあって、なんだか怖いのです。子どもの夜泣きもひどくなってきましたし、これらは石と関係があるのでしょうか?
現在、私は第二子を妊娠していまして、現在の状況を打破したいのです。それと、石を返すにあたって、細工をとってあげて「ごめんなさい」と謝って元の場所に戻すだけでいいのでしょうか? お教えいただきたいです。
◆江原からの“ことば”
これはよくあることです。心配な方は、心配してしまうと思うんです。ただ、あなたの場合は考え過ぎな部分も結構ある。全体でいうと「事実20%」「心配80%」という感じです。ここでの「心配」というのは「妄想的心配」。その20%くらいに真実が宿っています。
まず、基本的に川の石は拾ってきてはいけません。なぜかというと、今と違って古い時代では、お墓ではなく、賽の河原で石を積んだり、亡くなった人のお墓として石を積みあげたりしてきました。山などに行くと、遭難者のために石を積んだりすることもある。
そうすると、そこに魂が宿っていることがあるんです。共に積んであった石が崩れたり、時間の経過とともにバラバラになったりして、普通の石に見えたりするんです。あとは、石には自然霊というエナジーが宿っている。そういったものを持ってこないようにしてください。
ただ、旦那さんは石に細工をしているんですよね? あなたは、細工をしたことを悪いように思っているようですが、実は細工をすると石のエナジーはなくなるんです。だから、もし石を使いたい場合は、拾ってきたものを形成すればいいんです。現代では、石を形成したお皿やインテリアなどがいっぱいありますよね。
ちなみに、何でもかんでもたくさん拾ってくるのはいけませんが、拾ってきた後に形成したものなら大丈夫。だからあまり気にし過ぎないでください。それに、子どもさんが床の間の天井を見て「お化け!」と言ったことなども、全部つなぎ合わせて考え過ぎていると思うんです。
まずは、今あなたの自宅に石がたくさんあれば、川に返すこと。返すだけでいいんです。その石と住むべき世界が違うと思えばいいだけ。ダメなことは「これも石のせいではないか?」と考え過ぎてしまうと、どんどん不幸を呼び込んでしまいます。そういう考えをしているほうが良くなかったりもするので要注意です!
◆江原啓之 今宵の格言
「信頼できる絆があると安心につながります」
「どんな素晴らしいメッセージも、それを実践することで感謝につながります
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/