市川美絵がパーソナリティをつとめるJFN系列で放送されているラジオ生放送番組「Seasoning~season your life with music~」。1月26日(木)放送のコーナー「若新雄純の『無責任相談所』」では、木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)がリスナーからの相談に答えました。
木曜レギュラーパートナーの若新雄純
若新がリスナーからのお悩みに答えるものの、その回答には一切責任を取らないという斬新(!?)なコーナー。この日は、以前当番組に相談メッセージを寄せたリスナーからの報告メッセージを紹介しました。
<リスナーからのメッセージ>
4年前くらいに「主人の実家で同居していることがつらい」と番組にメッセージを送りました。
そのときに若新さんが「男はみんなマザコン」とおしゃっていました。これまでは“マザコン=ネガティブ”に捉えていましたが、それを聴いてそうじゃないなと思い始めました。
私の子どもは女の子なので、男親の気持ちはわかりませんが、男の子はやっぱりかわいいみたいですね。それから主人に対しても以前より受け入れられるようになり、いろいろと話し合い、今は(実家での)同居を解消して家族3人で気楽に暮らしています。
金銭的な苦労はありますが、以前より主人が大切だなと思えるようになり、より家族らしくなってきたと感じます。距離ができた分、私の心も余裕ができ、今は義理の親に感謝していますし、親も良くしてくれます。
あのとき、話を聞いていただき本当にありがとうございました。ずっと愚痴るより、今が良いなと日々思えます。
◆相手を理解するには?
若新は「今の暮らしのほうがお金はかかっているけど、当時より(心が)豊かというのは、何のために稼いで、何のためにそのお金を使うのかということですね」と話し、御礼のメッセージにうれしさをにじませます。
そして、「男はほぼみんなマザコンだと思っている」「人間のコンプレックスは簡単には治らない」と持論を述べた上で、「夫にマザコンをやめてもらうのは不可能。やめさせようとするのではなく、マザコンの性質を持っているということと、どう向き合うかが大事」とあらためて主張します。
また、“マザコン=ネガティブ”と捉えていたリスナーが、若新のアドバイスをきっかけに「“そうじゃない”と思えたことがうれしい」と若新。ただし、「マザコンがポジティブかというと、ポジティブなことでもない」とも。
例えば、嫉妬深い人やケチなどの性格や癖に対しては「ポジティブかネガティブかで捉えがちではないか」と話します。
若新は「(そのような人の性格や癖などを)ポジティブかネガティブかで分けるのではなく、リアリティだと思うといい」と提言。「ネガティブだと思うとつらいけど、簡単にはポジティブに変換できないことも多い」とし、相手のことを理解しようとするときに、無理にポジティブがネガティブかに分けて考えようとせずに、「“そういうものである”と知ることで、どのように付き合っていけばよいかが見えてくる。それが人間関係を育むということじゃないか」と助言します。
今は夫と向き合って気楽に暮らしているというリスナーに向けて「幸あれ!」と最後にエールを送りました。
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<番組概要>
番組名:Seasoning~season your life with music~
放送日時:毎週月曜~木曜 13:30~15:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット
パーソナリティ:市川美絵、角田陽一郎(月曜)、副島淳(水曜)、若新雄純(木曜)
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/38286