TOKYO FMの音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中の番組「山田玲司とバグラビッツ」。漫画家・山田玲司と俳優・伊澤恵美子が、カルチャーやニュースをもとに“恋愛”を分析していくトーク番組です。2月6日(日)の配信では、「オタクがギャルを求める心理」について分析しました。

「山田玲司とバグラビッツ」
◆オタクという存在はどうやって生まれた?
前回の放送では、「ギャルとオタク」の関係性が時代とともに変化したことを山田が解説。そもそもで、オタクを定義付けるものと、オタクの原点とは何なのでしょうか?
山田:オタク第一世代の特徴というのは、わかりやすくいうと「理屈人間」だと思うんですよね。理屈で物事を解決するタイプでこだわり型。そしてプライドが高い。
1970年代に登場したオタクは、お洒落をしている人たちに対するカウンターして、知識の豊かさを武器にしていたと山田は語ります。
山田:当時のオタクが敵視していたのは、表面だけイケている人たちです。
山田はオタク第一世代は無頼派なところがあり、1960年代におこなわれていた学生運動がオタクの原点なのではないかと分析しました。
山田:あの頃の「サルトルとボーヴォワールを知らなかったらだめです」「実存主義を語れなかったらモテない」みたいな人たちがいろんな形で分かれていって、そのうちの一個がオタクになったと思います。
萌えやロボットアニメの登場によって、オタク観はさらに変化を重ねていったと山田はコメントしました。

(左から)伊澤恵美子、山田玲司
◆オタクがギャルに惹かれるのはなぜ?
オタクの本質と噛み合っていたため、ギャルとの組み合わせの相性がよかったと山田は分析します。
山田:理屈っぽい男のところに“女神”がやってくるっていうコンテンツを浴びた人たちにとって、「救世主を待っているウェイティングボーイとウェイティングガール」というのが、今のオタクたちの本質の一つなんじゃないかなと思っています。
そうやって考えると、オタクの対極の存在っていうのはギャルになっちゃいますよね。(オタクからすると)ギャルたちは猛禽類、好きになったら自分から行くタイプの人たちなんです。狩られるのを待っている男たちっていうね(笑)。
自身の内心を美しいと感じているネズミが、猛禽類に狩られるのを待っているという構造は、男たちがギャルを待つ構造に似ていると山田はコメントしました。
伊澤:玲司先生、私によく「男は狩りに来てくれるのを待っていますよ」って言ってくれますよね。
山田:男を落とすのはチョロいですよ。特にオタクの男はね。「詳しいんですね。もっと教えてください」って言ってあげてください。
伊澤:言ってるけど、現実は難しいんですよ(笑)。
山田:あとはもう、手を握ったらイチコロですよ(笑)。
次回の2月13日(日)配信分は、日常でポップに取り扱われている“メンヘラ”について分析します。
<番組概要>
番組名:山田玲司とバグラビッツ
配信日時:日曜22:00配信
パーソナリティ:山田玲司、伊澤恵美子
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/100000214