TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、TIMゴルゴ松本さんとココリコ遠藤章造さん。ここでは、お互いの若手時代の下積みエピソードに花が咲きました。
▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!
(左から)遠藤章造さん、ゴルゴ松本さん
◆下積み時代を回顧
ゴルゴ:(売れない時代に)テレビの仕事がなくても、前説の仕事ってあったじゃん?
遠藤:はい、僕らも何回もやらせてもらいました。
ゴルゴ:それが1回で5,000円もらえていたの。だから、その番組が月に4回あったら、月2万円がその月の(芸人としての)給料でさ、それ以外はバイトをしていたからね。
遠藤:バイトはしていました?
ゴルゴ:いろいろやった。
遠藤:僕もね、最初はバイトをやっていたんですけど、バイトをしちゃうと食えちゃうじゃないですか。
ゴルゴ:まぁ、多少はね。
遠藤:“それはどうなんかな?”と思って、すぐに辞めたんです。芸能だけで頑張ってみよう! と思ったんですけど、(お金が)なかなか回らなくて、消費者金融さんからお金を借りて生活していた時期も何年かありました。
ゴルゴ:でも(当時の芸人は)みんなそうだったよね? 俺もそうよ。“俺はバイトをするために東京に来たわけじゃねぇよな”って感じて、途中で辞めた。
それで、借金をしながらやっていたけど、そっちのほうがね、生き生きとした生活ができて、実際にバイトを辞めた途端から仕事が入ってきたのよ。辞めたタイミングがよかったのもあると思うけど。
遠藤:そうですよね。後はやっぱり、同じ釜の飯を食っている人たちがいるじゃないですか? 僕で言うたら、(一緒の劇場に立っていたのが)極楽とんぼさん、ロンドンブーツ1号2号、ペナルティとかなんですけど、みんなお金がないんですけど、みんなとほぼ毎日一緒にいて、なんやかんや楽しかったんですよね。
ゴルゴ:楽しいんだよね。
遠藤:でも“今から30年前に戻る?”って聞かれたら「ちょっと考えます」とはなるんですけど。
ゴルゴ:あの時代は仲間といるのが面白かったんだよ。俺はネプチューンが同じ事務所だから、やっぱりよく遊んだもん。それは、あの時代、あの年齢のときに経験しなきゃいけないことだったんじゃないかな。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/