Mrs. GREEN APPLEがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」。9月11日(月)の放送では、「今日、学校に行けなかった」というリスナーに、メッセージを送りました。
◆リスナーのメッセージ
ミセス先生こんばんは
私は、今日学校に行けませんでした。朝起きるのもつらく、駅には行ったものの電車に乗れませんでした。結局、「家には誰もいないから」とそのまま家に帰ってしまいました。自分の弱い気持ちに甘えてしまって、情けなくて、泣きながら帰りました。このままじゃいけないのはわかっています。
頑張りたいです。どうすればいいですか? 私は強くなりたいです。(15歳)
◆「そういう日があっていいんじゃない?」
大森元貴 (Vo/Gt):なるほど、あるよね。
藤澤涼架 (Key):学校に行こうとしたけど……。
大森:すごく気持ちわかりますよ。でもやっぱり多感な時期ですしね……。
若井滉斗 (Gt):そうだね。
大森:大人に片足突っ込んでると……それを思い出したとき思い返したときに、いろんな学びがあったりとかさ。笑い話とまではいかないにせよ、思い出の引き出しにしっかりと入る内容、事柄だったりするけど。それを当事者……今、その事象に向き合ってる子に伝えるには、とっても酷なことだと思っていて……う~ん、難しいなぁ。
若井:そうだね。
大森:でも、そういう日があっていいんじゃない?
藤澤:本当にそうです。
大森:別に悪いことじゃないし。自分の気持ちに甘えちゃうこととかも、たまにはあっていいし。情けなくていいし……いいと思うんだけど、どっかできっと踏ん張らなきゃいけなかったりとか……。本当に大事なときに、一歩踏み出さなきゃいけない日は来るから。そのときのための“蓄え”というか、“助走”だと思えばいいんじゃないの、って感じ。
若井:そうですね。
◆藤澤涼架「同じことがあった」
藤澤:あのね、中学生……だから同じころだね。中学生のときに、全く同じことがあって。
大森:そうなんだ!
藤澤:僕、吹奏楽をやっていて、夏休みはお盆以外毎日練習だったのよ。でもある日……別になんかあったわけじゃないんだよ。理由はないんだけど、どうしても行けなくて。家を出て学校まで向かったんだけど、おうちに帰っちゃったんだよ。僕は家に親がいたんだけど、「ごめんなさい」「どうしても今日は行けない」っていう話をして。
若井:うんうん。
藤澤:“今日だけ”っていう約束で、親もちょっと理由を手伝ってくれて、休ませてくれて。それを未だに覚えてて……。
大森:はいはい。
藤澤:その日があったから、またちょっと自分なりに頑張ろうって思えたというか。だから、元貴が言った通りだと思うし……。クラスとか、身近で考えたら「自分だけかも」って思っちゃうかもしれないけど、1人だけじゃないと思うから。話せるときでいいから、周りの人にも相談していいと思うし……大丈夫!
――ここで、「日々と君」オンエア
大森:つらい日もあるかもしれない。9月に入ったことによって、(このリスナーだけではなく)「学校行けないです」っていうお便りがちょっと増えてきてます。
藤澤:そうだね。
大森:みんな気を病む時期だと思うんだけど、“自分のペース”っていうのがやっぱりあるから。人と歩幅合わせなきゃいけない瞬間っていうのは人生あるけれども、無理をするものではないと思ってるから。自分のペースを掴んでいく、っていう練習の一環として、もうちょっと気楽に挑んでもらえればな、と思います。お便りありがとうございました。
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9月11日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年9月19日(火)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/