フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
8月2日(金)の放送は、「子どもの遊びに対する手加減」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私は民間の学童保育でパートしています。夏休みは朝から教室で子どもたちの宿題を見たり、ボードゲーム遊びをしたりしています。そこで相談があります。
オセロやトランプで遊ぶ際、本気でやっても負けるときもあるのですが、少し手加減して勝たせてあげないと大人げないのかな?とモヤモヤします。
我が子の場合、私が手加減せずに勝負したおかげで、わりと負けず嫌いで思考力が付いた大人に育ったように思います。ぜひアドバイスをお願いします。(東京都 50代後半 女性 パート/アルバイト)
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パーソナリティの住吉は、子どもたちとの遊びには“本気派”だと言い、「よくスポーツの世界でも、本気を出さないと相手に失礼というお話もありますよね。でも、モヤモヤしているということで、相談者さんは優しいんですね」と寄り添います。
続けて「8月は学童が夏休みで忙しいでしょうし、解決してほしいです」とコメントし、アドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆ハンデを設けて段階を踏む
手加減するのではなく、ハンディキャップをつけてはどうでしょうか? たとえば、オセロなら最初に四隅をいくつかあげるなどです。そうすれば真剣勝負になりますよ。
だんだん強くなってきたら、ハンディキャップをなくしていきましょう。私が子どもの頃は父親と将棋を指すとき、飛車や角を落としてもらうことで、お互い真剣勝負ができました。おかげでものすごく上達しましたよ。(栃木県 40代後半 男性 会社員)
◆相手の力量に合わせて楽しむことも重要
私は趣味で柔道やボクシングをしていますが、子どもや初心者相手に手加減をします。危険性もありますが、それ以前に自分のなかでは、玄人とは「相手に合わせて一緒に楽しめる人」と定義しています。
相手のレベルによって「合わせる」ことが「手加減する」にもなり、「全力でぶつかる」にもなると考えています。(神奈川県 40代後半 男性 会社員)
◆子どもの性格や特性に合わせて対応してみる
私は放課後等デイサービスで勤務していましたが、一緒に遊ぶお子さんに合わせていました。
発達障害のお子さんをお預かりしていたので、負けることで気分が崩れる子には少し手加減をしたり、逆に対戦に負ける経験、負けてから気持ちを切り替える経験を積んでもらうために本気で遊んだりしたこともありました。手加減を何回かして「勝つことに飽きさせる」という作戦をとっていた職員もいました。
その子の性格や特性、お子さんとの信頼関係を見て決めるといいのかなと思いました。(東京都 30代前半 男性 会社員)
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8月2日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年8月10日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀