モデル・タレントのユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。
9月22日(月)の放送では、顧客エンゲージメントプラットフォーム・Braze(ブレイズ)に注目! Braze株式会社 日本法人代表の水谷篤尚(みずたに・しげたか)さんをお迎えして、同社が提供する次世代マーケティングツールについて伺いました。
(左から)パーソナリティのユージ、水谷篤尚さん
◆現代は“顧客体験”が重要なポイントに
いまや誰もがアプリなどを利用して、飲食店やアパレルなどのブランドから直接メッセージを受け取る時代。そうしたコミュニケーションを通して、困ったときの対応や感動を届ける体験は“顧客体験”と呼ばれ、企業戦略上、重要なポイントになっています。一方、企業とユーザーがつながる手段も多くなってきたぶん、管理負担も増えていくのが実情としてあります。Brazeは、そんな課題を解決する次世代マーケティングツールを提供しています。
◆顧客エンゲージメントプラットフォーム・Brazeの特徴とは?
Braze は2011年にニューヨークで設立されたカスタマーエンゲージメントプラットフォームで、「現在、世界2,300以上のお客さまに採用されております。アクティブユーザー数も世界中で(1ヵ月当たり)約72億人のユーザーさまが、Brazeを通して企業とコミュニケーションするようなプラットフォームになっています」と水谷さんは説明します。
近年、企業がユーザーと接点を持つ手段がテレビやCMなどからモバイル中心に変化してきていますが、そのチャネル数が増えれば増えるほど管理も大変になります。そこで、「必要な情報を必要なタイミングでしっかり届けようと、きちんとパーソナライズできるのがBrazeの特徴の1つです」と声を大にします。
例えば、給油やモビリティサービスを提供するコスモ石油では、ガソリンスタンドに入った瞬間にナンバーを読み取り、車検のタイミングなど、車の情報がサービススタッフに全部届くようになっています。「サービススタッフがそれを見て、お客さまに『そろそろ車検が近いようですが、ウチでいかがでしょうか?』といったお声掛けができます」と水谷さん。この取り組みに「すごい! これは企業もお客さまも楽になりますね!」とユージも絶賛します。
◆“4つのRight”で「4R」
Braze は4つのキーワード“4R”というものを掲げています。「これは『適切なタイミング(Right Timing)』『適切なメッセージ(Right Message)』『適切な文脈(Right Context)』『適切なチャネル(Right Channel)』という“4つのRight”をつけて4Rと我々は言っています」と説明します。
具体的なものとして、ネットで申し込む旅行会社を例に出し、「ユージさんが、ある旅行会社で北海道旅行を2週間後に予約したとします。その旅行会社は同じグループの別会社とつながっているため、(2週間後が)寒さを感じる時期だったとすると、ユージさんのところに商品が購入できるサイトから『マフラーや手袋はどうですか?』という提案が送られてくる流れになります」と解説。
適切なタイミングで適切なメッセージを送ることで、ユーザーに購買行動を促す仕組みに、ユージは「世界中でユーザーがこれだけいて、多くの企業がBrazeさんを利用する理由がよくわかりました!」と太鼓判を押していました。
*
水谷さんとユージの対談のノーカット版は、TOKYO FMのYouTubeチャンネルで配信中です。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月曜~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世