山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。10月11日(水)の放送は、小説家としても活動する加藤シゲアキさん(NEWS)をゲストに迎えお送りしました。
加藤シゲアキさん
◆ラジオは“リスナーと一緒に育てていくもの”
今週はラジオ局の垣根を越えてお送りする「ラジオフレンズWEEK」。この日のゲストは「SORASHIGE BOOK」(Fm yokohama 84.7)でパーソナリティをつとめる加藤シゲアキさんです。
小説家としても知られる加藤さんですが、処女作の「ピンクとグレー」の初稿を書き終えた頃にパーソナリティの話をいただいたそうで、「自分としても新しいチャレンジをするタイミングだった」と振り返ります。
しかも、ラジオの話は加藤さんにとって渡りに船だったそうで、「作品について“なぜ書いたのか?”“どういう思いで書いたのか?”ということを(ラジオで)直接話すと、すごく伝わりやすい」とメリットを挙げます。
さらには、「リスナーから『本はこうやって読むともっと面白い』とか、自分では考えたこともなかった考察をもらったりして、そういう新しい発見もいろいろあるし。本って読み方に正解があるわけじゃないので、ラジオを通して、みんなで高め合ったり、知識を共有していく感じがいいんですよね。ラジオ(番組)って“リスナーと一緒に育てていく”みたいなところもあると思うので」とラジオならではの醍醐味に触れます。
◆約3年ぶりとなる長編小説が発売!
加藤さんの約3年ぶりとなる長編小説「なれのはて」(講談社)が10月25日(水)に発売されます。東京都、秋田県、新潟県を舞台に、令和から大正まで幅広い時代を描いた本作について、れなちは「重厚感が満載で、とんでもない量の下調べとかもされているんだろうなと思いました」と感想を述べます。
そして「(ストーリーは)どうやって思いついたんですか?」と質問をぶつけると、「最初に考えたのは“キャラクターの設定”」と加藤さん。続けてストーリーについても、「“1枚の絵の謎を追うミステリーにしよう”みたいなところがあった」と話します。
また、今回の作品で一番のチャレンジだったこととして、「初めて“時代”を書いたこと」「自分があまり知らない世界、自分が生まれる前を描いたこと」の2点を挙げます。
しかし、いざ挑戦してみると意外な部分がたくさんあり、「史実をもとにすると、もちろん難しい部分もあるんですけど、いじっちゃいけない既定事実があって、そこはもう絶対に守らなければいけないから、そのあいだのつなぎを考えることでいうと、意外と楽な部分もありました。なので“時代小説ってこういうことだったんだな”って少しだけ分かりました」と話していました。
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10月11日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月19日(木) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈