元レーシングドライバーで"ドリフトキング"の異名を持つ土屋圭市がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「土屋圭市のくるまの話 supported by Castalk」(毎週金曜 20:00~20:30)。今回の放送は、ゲストにKinKi Kids・堂本光一(どうもと・こういち)さんと音響監督・三間雅文(みま・まさふみ)さんが登場! ここでは、堂本さんが最初に買った車や大好きなフェラーリについて語りました。
(左から)土屋圭市、堂本光一さん、三間雅文さん
◆堂本光一の愛車遍歴
土屋:光一くんが最初に買った車はなに?
堂本:最初に乗ったのはポルシェです。先輩だったり、いろいろな方に相談して。
土屋:(ポルシェ)911?
堂本:いや、993(ポルシェ911(タイプ993))でしたね。相談したときに「自分の好きな車に乗ったほうが大事にするから、奮発しても買っちゃったほうがいいよ」っていうアドバイスも受けて、“大事に乗ろう”と決めてポルシェにしました。
三間:それでポルシェに詳しかったんだ。
堂本:そんなに詳しくはないんですけどね。
土屋:993か……渋いところにいくね。空冷(エンジン)だよ!?
堂本:F1を観始めた頃からフェラーリが好きだったんですよ、F1のなかでも特別な存在というか。だけど、(初めて買う車が)いきなりフェラーリでは、あまりにもいきすぎてるなって。あと、当時は空冷(の生産)が最後の年になるんじゃないかと言われていたので、だったら、それを経験しておきたいなと思って空冷にしました。
土屋:ポルシェは何年ぐらい乗っていたの?
堂本:3年ぐらいかな。
土屋:そこからフェラーリに行くわけ?
堂本:そうですね。
土屋:それは、飽きたから?
堂本:いや、全然飽きなかったです。すごく大事に乗りましたし、同じスポーツカーなのにフェラーリとは全然違って、すごくいい車でした。
土屋:フェラーリは何を買ったの? F355?
堂本:360モデナですね。
土屋:いきなりヤバいのにいったんだ!
堂本:ハハハ(笑)。でも、そこからすぐにチャレンジ・ストラダーレに乗り換えたり、結構転々とはしたんですけど。
土屋:F355に乗った後に360モデナだとそこまで心拍数は上がらないけど、ポルシェ993から360モデナは結構上がるよ。トルクもパワーも。
堂本:そうですね。(360モデナを見たときは)デカいなと思いました。
土屋:デカいよね。
堂本:その後、土屋さんとご一緒してサーキット走行したときには「(フェラーリ)430スクーデリア」になったんですけど、それは今でも所有しています。
土屋:やっぱり好きなんだね。その(430スクーデリアの)良さはなに?
堂本:NA(自然吸気エンジン)っていうところもありますし、今の時代って、どうしてもターボになったり、それこそ、ハイブリッドの方向にどんどんシフトされているじゃないですか。
でも、フェラーリはNAっていう……しかも、430スクーデリアって(原型の)フェラーリ F430からかなり軽量化されていますし、ミハエル・シューマッハ(元F1ドライバー)が開発に携わっていたりとか、いろんな意味でも、ちょっとあの子は手放せないなっていう感じがありますね。
<番組概要>
番組名:土屋圭市のくるまの話 supported by Castalk
パーソナリティ:土屋圭市
放送日時:毎週金曜 20:00~20:30