スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
10月13日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は40代のサラリーマンです。妻と2歳の娘と暮らしているのですが、挨拶をしない妻に腹が立っています。私の仕事は技術専門職で、帰宅が遅くなりがちなので、普段の家事育児は妻に任せています。その分、週末は、なるべく子どもと遊び、洗濯や掃除など全てやるようにしていますが、それでも妻は何だか不満のようです。
最近は「おはよう」「お帰りなさい」「おつかれさま」といった挨拶は、何もしてきません。給料日に給与明細を渡しても何も言わず、せいぜい「ん」と言うくらいです。最近は「舐められているんじゃないか」というほどに無視に近い、そっけなさです。毎日頑張って働いているのに、帰ってきても「おつかれ」の一言もないのは、人としておかしいんじゃないかと怒っています。
ただ、それを面と向かって言ったことはないです。言ったとしてもヘソを曲げてイライラするのが目に見えています。妻のような勝ち気な女性には、どう話したら良いのでしょうか? 正直、こういう女性とはこの先一緒にいられないかもとも考えています。
<江原からの回答>
江原:ということですが、協子さんはどう思われますか?
奥迫:私も勝気なんですよね(笑)。でも、このメールを読んで「鏡は先に笑わない」という言葉を思い出しました。鏡に映った自分が先に笑うことはないじゃないですか。自分が笑うと、鏡のなかの自分も笑う。うちの場合は夫がいつも先に「おはよう!」と声をかけてくれるんです。例えば前日にケンカをしていて機嫌が悪かったとしても、先に笑って「おはよう」と言われると、「あれ、もういいかな?」と思えることがあって……。相談者さんも、「こうやって給料がもらえるのも、君の支えがあるからだよ。ありがとう」と、先に奥さまに感謝の気持ちを伝えてみてはどうでしょうか? と思いました。
江原:これは、メールを読むだけでは何とも言えないですよね。この方の視点だけで書かれていますから。本当にこの通りだったとしたら、ろくでもない奥さんです。でも、こんなにろくでもない奥さんっているのでしょうか? もしかしたら、相談者さんは形だけ育児や家事をやっているけれども、何かが足りないのかもしれません。家事や子どもの面倒を見るとか、奥さんは形だけを望んでいるわけではなく、あなたに夫として心の交流を求めているのかもしれないとも思いました。
事実が分からないので、どっちの肩も持てません。ただ、何かどうも、奥さんの心の奥底に宿るマグマのようなものを感じるんですよね。奥さんは「そりゃ感謝はしているけど、こっちだって子どもも育てているし、私たちは夫婦なんだから、もうちょっと何か言うことはないの?」と思っているのかもしれない。
そういうことも含めて、自分の心に聞いたり奥さんと話をしたりしてみてください。「今度、どこかに行こうか」とか、もうちょっと余裕のあること、夫婦の交流をしてみたらいかがでしょう? 相談者さんはその辺を反省して、まずはやるべきことをやってみてください。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「広い視点、俯瞰して見れば自分の今と道がわかります」
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10月13日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 10月21日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子