スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
6月2日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
わたしは現在、第二子を妊娠中です。つわりが重く、約1ヵ月間の入院生活を送っていました。食事がまともに取れず点滴の毎日でしたが、どんなに辛くてもお腹のなかで一生懸命成長してくれる赤ちゃんのことを思うと、「私も頑張ろう!」と自分で自分を励ましながら耐えてきました。
つわりが落ち着き退院したものの、今度は椎間板ヘルニアで、自宅で寝たきり状態になってしまいました。上の子(2歳)は夫や家族、友人、シッターさんにお願いして、交代に預かってもらっている状態です。とても助かっていますし、その都度お礼の言葉を伝えています。
しかし、実の母と妹に「周りに迷惑ばかりかけて、2人目は妊娠しなければ良かったのに」と言われてしまい、身体の弱いわたしは第二子を妊娠してはいけない身体だったのかな? と考えるようになってしまいました。世のお母さんたちは、みなさん大変な思いをされてご出産されていると思いますが、なぜわたしは日常生活を普通に送れず、妊娠中寝たきり状態が続き、周りに迷惑ばかりかけてしまうのでしょうか。これも人生の学びなのでしょうか。
<江原からの回答>
江原:愛をこめて相談者さんのために言います。2人目のお子さんを産まれるのでしょう? 早く母になりなさい。何を甘ったれているのですか。
お母さんと妹がそう言ったからって、お母さんと妹が絶対に正しいのですか?「失礼なことを言わないで!」と、逆に言うべきではないでしょうか。人の目ばかり気にして「私は迷惑をかけている……」とすぐに卑下する人は“良い人仮面”ですよ。お母さんや妹は心配して言うのでしょうけれど、あなたがまず腹を括っていなきゃダメでしょう。
スピリチュアルの観点で言うと、腰を患うことには意味があるんです。腰は「要(かなめ)」と書くでしょう。要するに芯がしっかりしていないと腰を病むという、1つのメッセージです。人生に迷っていたりフラフラしていたりする人は、腰を患ったとき「ちょっと自分の人生、大丈夫かな?」「信念が足りなくないかな?」と、ちゃんと見つめ直さなければいけないんですよ。
昔なんてお産は命と引き換えというくらいの覚悟ですることでしたし、世の中には体が不自由だったり、さまざまな事情を抱えたりしながら、お子さんを立派に産み育てている方がいらっしゃいます。だから「甘ったれるんじゃない」というのは、愛の言葉として受け止めていただきたいです。
長野県に地獄谷野猿公苑というところがあるんですよ。そこには猿がいっぱいいるのですが、昔、手足が不自由な「モズ」というお猿さんがいました。群れについていくこともままならず、長く生きることはできないだろうと言われていたモズが、子どもを持つんです。手足が不自由だから子どもを熱湯のなかに落として亡くしてしまったり、そうした悲しみのなかでも乗り越えて、最期まで長生きしました。モズが生涯でもうけた子ども、孫は立派に育ったんですよ。もうこの世にはいないお猿さんですが、モズから学ぶべきこともたくさんあると思います。ぜひ映像などをご覧になっていただきたいです。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「感謝のない人は不幸になるのです」
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6月2日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 6月10日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子